登入爆乳無知っ娘、だと……? 思わず神に感謝の祈りを捧げてしまいそうになった、というか捧げた。感謝のキスも贈りたい。 流石にハーピー達と生活圏が近い場所で育ったと言っても、繁殖の仕方まで生態を知っているわけじゃなかったし。 しかし、人間風に言うなら見ヌキ文化がハーピーにとって一般的な子作りだとはね。 そうだと知ってから考えれば、なるほどと納得もできる。 胸部から腹部にかけてが体毛羽毛に覆われておらず、むき出しのもろ出し状態だったのは子作りの際に興奮を煽るため、そういうことだったんだな。「ハル」「ひゃ」 顎を指で捕らえて、上を向かせる。 身長差は10センチ程、フォウより高くて俺より低い。 じっと見つめてみれば、髪と同じく茶色がかった垂れ目がうるうると揺れている。 こうして敵意が抜け落ちた顔をしっかりと観察してみれば、ぱっと見た容姿の印象とはまた違うように感じられる。 ヒトとして見れば俺と同い年か少し上くらいの見た目。 顔は垂れ目が印象的なこともあり今は幼く感じられるが、先の作戦中でモンスター的な雰囲気を纏っていた時には大人というか、お姉さんみたいにも思っていた。 茶色の髪は腰元まで届くサラサラロング、ちゃんとした服を着ればお嬢様と言っていい清廉さがある。 元がハーピーだからかスラリと細めだが、その爆乳がそう思わせずアンバランスなエロスを奏でていて。 一言で言えば、たまらん。 わがままボディにも程があるよ。 ハルピュイアに似ているとは言ったけど、なんか引っかかるな……別の誰かにも似ているような? いや、まぁいい。「んっ……」 一瞬の驚きが唇を通して伝わってきた。 恐らく口づけの意味もわかっていないだろう、けどされるがままだったのは触れ合ってからの少しだけ。「ん、ふ……は、んんぅ……」 感触が気に入ったのか、それとも本能か。 おっかなびっくりといった感じではあったものの、自分からも唇を押し付けてくる。「ん、んん……く、ふ、んぅ……」 無意識だろうが、唇と共に胸もぎゅうぎゅうと押し付けられた。 この存在感よ……ここまででかいにも関わらず、反発力がある、見事なハリと言わざるを得ない。 芸術家たちは至高のアートだと言ったがその通り、暴力的なまでのおっぱいだ。「ん、ぷぁ……は、ぁ……はぁ。あ、あの、えっと」「これはキス
我ながら魔物とは言い得て妙でした。 前触れなく私たちの前に現れた人間の男は、絶妙に人間から外れていた。 外れているからこそ、一歩離れた位置から人間を観察していたからこそ、こうまで人間を都合よく扱えるのでしょう。 そしてそれはモンスターに対しても同じ。 人間は非力です。何も考えずにぶつかり合ったのなら容易く潰せてしまうほどに。 かつては憐れにすら思った存在、だからこそ憐みの心をもって手を貸すことだってありました。 けどこの男は、この人間には、憐みの心なんて、どうやっても持てない。 人外に位置する男。 だけど、決してモンスターではない。ましてや悪魔でもない。 善でも悪でもない、だからこそあえて分類するのならば魔と言うべきでしょう。 故に、魔物。 あるいは、ヒトの形をしているので、魔人とでも言うべきかもしれない。 ――お前たちを、俺のモノにしたい。 そんな風に思った人に宣告された。 穏やかな表情をしながら、絶対に逃さないと目が言っていた。 そう告げられたとき、目で射抜かれたとき。 お腹の奥から生まれた感情は、なんだったのだろう。 わからない、わかりません。 憎い相手だと断じた人間だけど、あの人を人間だとはとても言えないから。 私は、彼に対する感情を決めかねて、持て余している。「貴様が連絡のあった旅人とやらか。ワシは今機嫌が悪い、つまらんモノならわかっているだろうな」「もちろん理解しております。袖の下からそっと出すようなモノであるのなら、日を改めていましたとも」 感情……感情、か。 胸の中にあるものは、ユニーク化したから生まれたというわけじゃない。 自分を突き動かすものはいつだって感情だった。 だからこそ、仲間を家族を奪った人間たちを、感情の、心の赴くままに殺した。 けど今は、感情や本能に従って動いたらどうなるのかを考えるようになってしまった。 怯えが生まれた、躊躇いが生まれた。 私をこうした彼を、恨みたいという気持ちもある。 でもこうなったことで、仲間を助けられるかもしれないという可能性を同時に生んでくれた。 感謝すべきなのか、恨むべきなのか。 信用、信頼はしなくていいと言われた。そんなこと、できるはずもないけれど。 どこかに、そうしたいと願っている自分がいることを否定できない。「ふん、ならば確かめて
「止まれ。こんな時間に街入りか?」「お勤めご苦労様です。街入り、というよりはアドバイン様へブツの献上に参りました」 当たり前のように、門から入ろうとしたところ門番の兵に止められる。 ドーラは高さおよそ5メートルに及ぶ頑丈な防壁に囲まれた街だ。 外見だけなら王都に迫るものがあるが、中に入れば田舎らしい町並みが広がっている。 この防壁は昔、エリアキーパーとの戦いに用いられていたそうだ。 つまり、ハルピュイアと戦った歴史があるということだな。 ハルピュイアが使役していたハーピー達とまた戦うことになるってのは、なんとも因果なもんだ。「献上……なるほど。ではお前は商人かハンターか」「いいえ、しがない旅人です。旅人だけに……先の捕り物は大変だったこと、耳に入って来ましてね。満足できるだろうモノを仕留め、こうしてお持ちしたのです」 当たりを引いた。 あるいは東西南北、どの門に配置されている門番にも事情が通じているのかもしれないが。 なんにせよ、物知りであることが通った。「では、ブツを検めさせてもらおう」「はい、存分にどうぞ。ですが、キズモノにはしない様お願いいたします」「ふん、俺にそんな趣味はないし、妻もいる」 つまらなさそうに吐き捨てた言葉からはいやいや感がある。 恐らくこのままでも問題なく通ることはできるだろうが、一つ仕掛けておこうか。「認識阻害――」 スキルを門番に向かって発動する。「これは……むぅ、美術品なんて話も頷ける。よくこんなハーピーを仕留められたものだ」 ロープを俺が解いて、麻袋を門番の人がとれば。 思わずだろう、見とれてしまったようにそんなことを言ってくれた。鼻が高い。 検分という名目の不躾な視線を浴びてハルの表情が曇ったが、それには気づかれない。 特に、ハルの胸を見て頷いたのにはちょっと笑いそうになってしまった。男って悲しい生き物だよな。「こいつらは夜に目が利きませんからね。こっちのヤツは逆に目がいいもので」 同じく認識阻害を使って人間に見えるようにしているフォウが頭を小さく下げる。「だからこの時間、か。良いだろう、少し待て。アドバイン様へ連絡を取る」「ありがとうございます」 そういって再びハルを縛り麻袋を被せた後、詰所らしき場所に入っていく。「身分証を出せとは流石に言えないが。アドバイン様に献上す
「屈辱です、遺憾です」「ハルは難しい言葉を知ってるんだな」「知りません!」 全員がユニーク化するまで一時間もかかっていない、まだまだ夜はこれからと言った時刻だ。「けど、都合が良いだろう?」「く、ぅ……」 都合が良いという事実が屈辱感を増しているんだろう。否定できない苛立ちってのはあるもんだ。 悔しげな顔をしつつ俺の身体を脚でしっかり掴み、ドーラを目指して夜の草原を飛んでいる。 ぶらんぶらんと吊り下げられている姿は何とも情けないモノになっているんだろうな。 スラピィは他のハーピーの頭に乗っていて、フォウは俺と同じように。 さっき目があったけど、俺とは違って可愛く首を傾げられただけだった。 ともあれ目論見通り、と言ったところか。 ハーピー達は予想通り、夜目の問題を克服した。 姿も胸部から腹部にかけてのみ人間だったというものから、腕と脚、耳が大きな一枚の羽根みたいになっている以外はほぼ人間と変わりないものに。 ……要するに人間にとって恥ずかしい部分はもろ出し状態になったわけだ。 内心狂喜乱舞のエロエロ光景祭りではあったが、残念なことに羞恥心も芽生えたようで、草を編んだ下着のようなものを身につけられた。 まぁ、隠しきれないで時折俺の視線を気にするように身をよじったり。 これはこれで股間に響くものがあるので十分にアリだ。「ところで」「うん?」「私だけ、その、ハルと呼ぶのは何故ですか」 頭の上からまだ怒りが抜けきらない感じの声が聞こえてくる。 ユニーク化したハーピー達ではあったが、中でもハルは特別違った変化を見せた。 最初から人間を食して進化の途上にいたからか、それとも他の理由かはわからないが。 少なくともまず、話し方、受け答え方から鑑みるに、知性はフォウよりも高い状態で備わっただろう。「ハルピュイアってモンスターを聞いたことは?」「……詳しくは知りません」 そりゃつまりちょっとは知ってるってことか。 容姿に関しても他のハーピー達とは違い、背中から翼が生えた。一目見た時は天使かと思った。 耳が羽っぽいもので、くるぶしから先が鉤爪様になっている以外はほぼ人間と変わりない。「俺が育った村は、かつてそのハルピュイアってモンスターが管理していた地域らしい」「管理、ですか。つまりそれは、エリアキーパーであったということです
最後に会話できたハンターだけ、手早くで申し訳ないが情報提供への感謝を込めて土葬しておいた。「ご主人様」「お疲れ様、ありがとうな」「わふっ。おやすい、ごよう、です!」 スラピィは自分の身体が何処にあるかを把握できるし、多少なら意識を残せる。 フォウと初めてセックスした時、簡単にスラピィが作ったロープを引きちぎれたのは俺の意思を察して強度を弱めてくれたらしい。 スラピィが事後照れまくっていたのはロープに残した意識越しに情事を観察したせいだとかなんとか。 ともあれ、そんなフォウに残したスラピィの分離体の意識を辿ってスラピィはここまで道案内をしてくれた。 合流したフォウの頭を撫でながら、ハーピー達の様子を伺う。「……本当に、草原へ出てきてるんだな」 内心、近場の山あたりに拠点を作ってるのかとも思っていたが、予想は外れた。 岩陰に作って多少目立たないよう配慮しているようだが、ある意味これは不退転の覚悟の現れだろう、 必ず仲間を取り戻すという。 なんともお涙頂戴な話だが、残念ながら感情移入してる場合じゃないし、まだ俺のモノってわけでもないし同情の念も湧き上がってこない。 これがフォウやスラピィ、もしくはその家族や仲間だというのならブチ切れてるだろうなって思うけれども。「拠点構築はもちろん、焚き火、ねぇ。火を扱えるハーピーなんて聞いたこともない。ってなると、知恵をつけたか」「多分さっきのハンターを食べたんだろうね。ユニーク化とまでは言わないけど、強くはなってるみたい」 そもそも人間を害さないハーピーだ。 どういう風に進化したかってのはわからないし、俺じゃなくても予想できない。「夜目が利かず俺を知覚してもらえないままって方が面倒くさい。好都合だと思います。どの道やることは変わりませんし」「そ……なら、楽しませてもらうわ」 言いながらふっと姿を消すアルエ様。 鑑賞に集中するんだろうな、いい性格してるよ。「さて。それじゃあスラピィ、フォウ」「はいっ」「ぴぴっ」「今からあいつらと接触する。十中八九敵対されるだろうが、こちらからは良いと言うまで手を出すな、やられても反撃するな。専守防衛、俺と、自分たちの身を守ることに集中しろ」「ぴっ!」「……くぅん」 スラピィは了解の意をぴょんと跳ねて示してくれたが、フォウは少し不満げ……というか
ハーピーというモンスターはそもそも人間を滅多に襲わないモンスターだ。 討伐難易度Bプラス。危険度G。 高めの討伐難易度に対して危険度が低いのは、ハーピーの縄張りをわざと荒らしたりしない限り、人間に対して敵対行動を取らないため。 むしろ山岳地帯といった高所が生息地のハーピーは、山から降りられなくなった人間を助けたりする程、心優しいかどうかはともかく見方によったら友好的なモンスターだ。 それは間違いない。 俺が生活していた村は、山の麓にある村だっただけによく知っていて、身近なモンスターだったから。「なんで、ハーピーが……?」 確かに敵対してしまえば、討伐難易度設定が高いことからわかるように、ハーピーは非常に厄介なモンスターである。 甲高い鳴き声でこちらの耳をおかしくしてくるし、あいつらは仲間意識が強いとでも言うのか、付近に生息しているハーピー全員で襲ってくる。 中でも飛ばしてくる羽は凄まじく、大の男の腕一本くらいなら簡単にぶっちぎる切れ味だ。 けどそれも、やっぱり敵対するようなことをしなければの話なわけで。「ディータ」「はい?」「もう一度聞くわよ? どうするの?」「……」 俺の決定を待つかのように、スラピィとフォウ、アルエ様がじっと見つめてくる。 面倒事には、変わりない。 ただ、この少しの情報だけで、打算が生まれた。 チャンスだ。 二つの意味で、そう思う。 ハーピーが草原に現れるなんて相当な異常事態だ。 原因は十中八九人間側にあるだろう、ならばその原因を取り除きハーピー達へと協力する姿勢を示すことができれば。 わざわざモンスター相手に危険を冒す必要もなく、信頼を得てモノにできる可能性がある。 ハーピー達を殲滅する選択をしても、フォウの戦闘力はかなり高い。 戦闘に関してまだまだ素人から抜け出せない俺でも、ハーピー程度、群れで来られようが相手にならないってわかるほどフォウは強い。 耳の良いフォウだから、鳴き声……音波攻撃に対して辛いが、スラピィを形状変化させて耳栓にでもしてしまえば問題にならない。 ギルドや貴族からの依頼ってのが正しければ、立ち回り方次第じゃ恩だって売れるだろう。 ダンジョンの位置程度、冒険者登録をしなくても教えてもらえるかもしれない。 けど。「フォウ、とりあえずその戦ってる場所まで連れて行ってく
「あ、あ♡ あぉ~ん♡」 ぶちりという処女膜を破った感触を感じながら、フォウの膣を思いっきり突き上げる。「く、ぅ」「あ、ぉ♡」 ものすごく、キツイ。 噂に聞くキツマンってやつなのか、それとも前戯もせずに突っ込んだからほぐれていないだけなのか。「ごしゅ、じん、しゃま♡ ごしゅ♡ ごしゅぅ♡」「う、ぉ? フォウ、待て!」「あふぅ♡ はっ♡ はっ♡ くぅん♡ くぅー♡」 破瓜の痛みは全く無いのか、気にならないほど発情しているのかすぐに動き出そうとした腰が、待ての言葉でピタリと止まった。 代わりに、首をよじって切なそうな瞳を向けてきて思わずチンコが更に硬くなる。「よ、よし、良い
街道から更に離れるよう森の奥へと進んでいく。 当たり前と言えばそうだが、魔物除けが施された場所から離れれば離れるほどモンスターと遭遇する可能性は高くなる。 ほぼ無害とされているスライム、あるいは魔物除けを何ら問題にしない強力なモンスターなら別だが、基本的にはそのモンスターにとって影響がない場所に生息しているものだ。「フォレストウルフ、かぁ……」 アルエ様は失敗しても危険はないと言っていたが、具体的なことは何も教えてくれなかったし一抹の不安が拭い切れない。 俺自身、魔物避けが施されている場所から、事前準備なしでここまで離れるのは初めてだし、何より目的はフォレストウルフ、警戒しすぎて
悪魔は嘘をつく。 正確に言うなら、意味のある嘘を呼吸するかのように平然とつく、かな。 逆に言うなら意味のない嘘はつかないってこと。 淫魔といえど、あたしも悪魔だ。 当然とは言わないし、これが普通だとも思わないけど意味のある嘘をつく。 だから、ディータに対してだって、もちろん嘘を重ねている。「くっ! スラピィの中、気持ちよすぎんだろっ!」「ぴっぴぴー♡」 魂の形が似ている。 それはあたしと、じゃあない。 というか、気づいていないのかしら? 妖精体とは言え、人間界とは文字通り次元が違う世界に住んでいるあたしを顕現できている異様さに。 たかが一度、スライムとは
スライムの中、あったかいわぁ……。「もがぼがっ! っぷぁ!」 顔の部分はそんなにスライムに包まれていなかったことが幸いして呼吸が許された。「し、死ぬかと思った……」 溺死は免れたものの、残念ながら身体は全く動かせない。 スライムの重さも感じるが、何よりこの……粘液? とでも言うか、ネバっとした感触が動きを遮ってくる。「――」「……で、どうしよう」 首から下に広がるスライム。 何をされるわけでもなく、なんだろう? なんかこう、抱きつかれているというか羽交い絞めにされているというか。「も、もしもーし?」「――」 残念ながら意思の疎通はできない様子。







