مشاركة

Love too late:募るキモチ3

مؤلف: 相沢蒼依
last update تاريخ النشر: 2026-08-14 06:00:08

***

家に辿り着き、冷えた体を温めるべく、熱いシャワーを浴びて、そのままふて寝してしまった。イライラしながら寝たせいだろうか、変な夢を見る。うす暗くて、なにもない空間の中に、ひとりきりの自分が佇む。だけど――。

「ん? ネコ……」

棒立ちしている俺の足の甲に、ちょっとだけお尻を乗せたネコがいた。どうして微妙に、お尻を乗せてるんだか……。

子猫よりも大きいそのネコをよく見てやろうと、ゆっくりしゃがみ込んでみたら、バチッと視線が絡んだ。

全身が真っ白なのに、耳から右目部分だけ囲うような、薄茶色の毛並みをしている特徴のあるネコ。目が合った瞬間、何故だか眉間にシワを寄せる感じが、どこかタケシ先生にソックリで、ほほ笑まずにはいられない。

動物好きの俺は迷うことなく、ソイツの頭をガシガシ撫でてやる。

「おまえ、かわいい顔してんのに迷子か? 首輪もしてないのな」

「…………」

緑色の大きな目で、じっと俺を見てから、頭を何度か振りかぶり、ゆっくりと歩いて離れていくのだが、至近距離で止まった。

――もしかして、触られたのがイヤだったのかな?

首を傾げて近づいていき、腰を屈めて、素っ
استمر في قراءة هذا الكتاب مجانا
امسح الكود لتنزيل التطبيق
الفصل مغلق

أحدث فصل

  • 恋わずらいの小児科医、ハレンチな駄犬に執着されています   繋がり届く思い~一緒に島へ~(周防目線)2

    オドオドしまくりの歩を後ろに引き連れ、診療所の扉を開け放つ。「ただいま~!」 診療所とは別の玄関もあるが、あえてここから入ることにより、必然的に親父と対面するので、こっち側から入ってやった。自分から逃げたくはないからね、当然の行動だ。 島の住人はお元気のようで、診療所の玄関には靴ひとつない。それを確認したところで、面倒くさそうな顔をした、自分とソックリな親父が診察室からダルそうに出てくる。まるでさっき逢ったばかりの歩と、いい勝負のツラの悪さだ。「お帰り。向こう側から帰ってくればいいのに」 親指で後方を指し示し、今からでもあっちに行けと言ってるのが伝わってきた。「どこからでもいいだろう。全部、家みたいなものなんだから。歩、脱いだ靴を持って、廊下を突き進むぞ」 「はい……」 「武……母さんなら今頃、台所で晩飯の支度をしてるはずだ」 親父の横を通り過ぎたら、何故だか慌てた様子で、声をかけてくる。その意図が分からず、首を傾げながら振り返って、分かったと返事をしたら。「とりあえず話は、晩飯が終わってからだ。昨日みたいに中途半端なところでしたら、酒が不味くてかなわん」 吐き捨てるように言い放ち、逃げるように診療所の外へと出て行ってしまった。「おい、中途半端なところで話をしたのか?」 親父が出て行ったのを確認して歩に訊ねてみたら、微妙な表情を浮かべ、コクリと頷く。「中途半端っていうか乾杯して突然、お母さんが俺たちの馴れ初めを質問してくれて……だらだら話をした感じ」 「そうか。分かった」 両手が塞がっていたので、軽く歩に体当たりし、変に落ち込むことはないというのを伝えてやった。「タケシ先生……」 口にしなくても、伝わる想いはある。目が合ったときには、嬉しさをにじませる眼差しが、しっかりと俺を捉えていた。 ふたりして並んで、自宅に続く廊下をひたすら歩き、玄関に靴を置いて、そのまま台所に直行した。「ただいま、お袋。元気そうでなにより」 「あら、早かったのね。お帰りなさい武」 お袋の声を聞きながら歩に向かって、手に持っていたバックを差し出してやった。「悪いけど、居間に置いてきてくれないか? そのまま座って待っていろ、お茶持っていってやるから」 「わかった。あのさタケシ先生」 バックを受け取りながら、どこか渋い表情を浮かべる。「……何

  • 恋わずらいの小児科医、ハレンチな駄犬に執着されています   繋がり届く思い~一緒に島へ~(周防目線)

    「うっ、タケシ先生ぃいぃ~……」 フェリーから降り立った途端に、両目を潤ませた歩が走り寄ってきて、ぎゅっと体にしがみついた。たった一晩離れていただけなのに、どうしたっていうんだ? もしかして、想像以上に親父に叱られたんだろうか?「なんだ、そんな変な顔して」 「変って言うなよ。俺がすっげぇ心配してたっていうのに、スマホの電源ずっと落したままでいたのは、どこの誰だよ?」 ――ああ、そのことか。「電源落すに決まってるだろ、病院の中にいるんだから」 「その病院の中で何かあったら、どうやって助けを呼ぶんだよ?」 「助けを呼ぶような場面は、全然なかったって」 「……御堂って先輩に、襲われなかった?」 「うっ……(・ ̄Д ̄;;)」 歩の言葉に思わず視線を逸らして息を飲んだら、潤ませていた瞳をキッと釣り上げ、いきなり俺の体をくんくんと嗅ぎまくる。「おいおい、麻薬探知犬ならぬ浮気探知犬か、お前は……」 「誰がそれを、させてるんだっちゅーの」 「安心しろ。ただ一瞬だけ唇が触れただけだか――」 言うや否や顔を寄せて唇を奪おうとするなんて、何を考えてんだ! 迫ってきた顔に迷うことなく、パンチをお見舞いしてやる。 ゚・゚*・(゚O゚(☆○=(・`◇´*)o「あだっっ!!」 「人目があるところで、何をやらかすんだ、このバカ犬が! 場所をわきまえろ」 「ううっ、容赦ねぇよぉ……」 顔面を押さえ痛そうにしつつ、口角がちゃっかり上がっているのは、もしかしてマゾなのか!?「安心しろ。今の倍の力を入れて、御堂先輩に仕返ししてやってるから」 「ひいぃっ……。ソイツ、生きてるのかよ?」 「大丈夫だ。あの人は叩かれ慣れているから。そういう人生を歩んでる、バカな男さ」 両腕を組んで歩を見上げてやると、神妙な表情を浮かべる。ま、ある意味コイツも似たようなことをしていたから、同病相憐れむってトコなのかもな。「本当に、キスされただけで終わったのか?」 「そういや、尻も触られたっけか。あれはいつものことだから――って、あのなぁ……」 いきなりしゃがみ込んで、両手を使って払うように尻を触ってくれるとか、何をやってんだか。 呆れた視線で見下ろしてやっても、何のその。使命感に燃える看護師のように、俺を仰ぎ見た。「他には、何かされた?」 「もう大丈夫だって。帰り

  • 恋わずらいの小児科医、ハレンチな駄犬に執着されています   揺るがぬキモチ~一緒に島へ~(歩目線)

    ああ、もうタケシ先生―― 電話にメール、スマホのアプリ機能を使い、必死こいて連絡しまくったのだが、捕まる気配すらない状態に、胸がざわざわしまくった。 目の前にいたお父さんは席を立って、背後にある家電で誰かと話している最中。『君たちが――』や『そうか……』など、ちょっと気になるような会話を展開しているみたいだったけど、それよりも俺はタケシ先生が今、どこで何をしているのかが気になって仕方なかった。「どぉしよう……今頃タケシ先生を拉致して、何かで縛り上げた挙句に、あんなことやこんなことを、ウヒヒとか言いながら励んでいたりしたら」 タケシ先生が泣きボクロを涙で滲ませ、御堂ってヤツを睨んだりしたら、行為に余計、拍車がかかるって!「うがーっ! もう俺ダメだ。狂ってしまいたい……何も想像したくないって」 送ったメッセージは既読にすらならなくて、そのまんまの状態――どうして見てくれないんだよ。(もしかして、見られない状況に追い込まれているとか!?)「王領寺くん、食事の用意が出来たから、隣の和室にどうぞ」 無言を貫くスマホの画面をため息をついて見つめたとき、台所にいたお母さんが声をかけてくれた。「あ、はい。ありがとうございます……」 言いながら、スマホをテーブルの上に置く。夕飯の最中に、チラチラと画面を見る気がした。そんな失礼なことをしそうだったから、あえて置いていくことにしたのだけれど。「ううっ……後ろ髪を引かれるって、このことなんだな。辛すぎるよ、タケシ先生」 振り切るように立ち上がり、両手をぎゅっと握りしめ、身を翻すように隣の部屋に足を進める。暗い気持ちを引きずりながら、ふと顔を上げたら。「うぁ……」 目に飛び込んできたのは、大きなお皿に盛られた美味しそうな刺身やら、熱々の揚げ物やその他いろんな物が、テーブルの上に所狭しと並べられている状態だった。 おいおい、これを3人で食うのかよ――? 顔を引きつらせてその場に立ち尽くした俺に、お母さんが背後から手をかけて、テーブルの真ん中に座らせてくれた。 目の前には、勿論お父さんの姿が……視線のやり場が正直なところ辛い。「たくさん食べてね、王領寺くん」 「おい、ビール!」 「はいはい、ちょっと待っててくださいね」 俺との対応を反比例させながら、お母さんがビール瓶を持ってきた。「あのっ、俺

  • 恋わずらいの小児科医、ハレンチな駄犬に執着されています   揺るがぬキモチ~一緒に島へ~(周防目線)

    歩の生存確認と親父への事後報告をし、スマホの電源を落した。勘のいいアイツのことだ、俺のちょっとした言い回しで違和感を感じ、リダイヤルしてくるに違いない。 今頃、御堂先輩のことを親父に訊ねてる最中かもな。「厄介ごとは、自分で上手く回避出来るのにさ。心配性だから」 わーわー騒ぐ、歩の顔をぼんやりと思い出し、通話OKの待合所から、出ようとしたときだった。「イケメン周防発見! 島にいる、お父さんに連絡したのか?」 わざわざ2階下のフロアで電話したというのに、目敏く見つけてくれる、この人の捜索能力が恨めしいかも。「御堂先輩、お疲れ様です。康弘くん大丈夫ですか?」 スマホをポケットに仕舞いながら言ってやると、いきなり頭をグチャグチャと撫でられた。「おい、こら! 質問してるのに質問で返すなよ。相変わらず生意気だな、周防は」 御堂先輩の声や口調は、どこか桃瀬と似ているところがあって、研修医だった頃は、時々ときめいていたのだけれど。(今は、ウザさしか感じない――)「はいはい、スミマセンでした! 仰るとおり、親父に電話で報告しておりましたっ。康弘くんの容態は、どうなんですか?」 「うっわー……可愛げのない言い方。そこが周防の魅力なんだが」「御堂先輩こそ、変わりませんね。さりげなくお尻触るの、やめてください。俺、男ですけど!」 歩がやったなら、間違いなく張り手の刑に処すところだ。「康弘くんならさっき目を覚まして、お母さんに謝っていたよ、ゴメンなさいって。若くて綺麗なお母さん、涙を流して許していたが」 「その若くて綺麗なお母さんにも、絶対に手を出さないでくださいよ。御堂先輩のことを紹介した、俺の責任問題になるんですから」 ヘリの中で病院の名前を聞き、おぼろげながらだったけど、御堂先輩のことを思い出してしまった。毎年送られていた、転勤先を知らせるハガキのせいで。『安心してください、康弘くんは大丈夫です。俺を指導してくれた、優秀な先輩のいる病院なんですよ』 なぁんて言ってしまった手前、その優秀な先輩がお母さんに手を出してしまった場合、俺のせいになってしまう。 腰に手を当てて少しだけ背の高い御堂先輩を睨むと、太目の眉を逆ヘノ字にして、困ったなぁと呟く。「周防がかまってくれたら、お母さんには手を出さない」 何の取引なんだよ、これは……呆れた。「んも

  • 恋わずらいの小児科医、ハレンチな駄犬に執着されています   伝えたい想い~一緒に島へ~(歩目線)2

    *** ああ、身の置き場がねぇよ・・・・・ 夏だけど、夕方から島の温度が一気に下がるとタケシ先生に聞いていたので、持ってきていた長袖のシャツを着て、リビングのソファの隅っこに座っていたら、お母さんがわざわざ、あったかいお茶を出してくれた。「あ、有難うございますっ」 「いいのよ。お代わり、遠慮なく言ってちょうだいね」 ふわりと微笑んで、持っていたお盆を抱きしめながら、そそくさとキッチンに消えてしまう背中に聞こえるような、大きな咳払いをしたお父さん。「あら、お父さん。なにか?」 「俺にも茶をくれ」 「アナタ暇でしょ。ご自分で煎れて下さい」 「な、なにっ!?」 「晩ご飯の支度で忙しいのよ」 「あのっ、良ければ俺のお茶どうぞ! それと晩ご飯の支度、お手伝いしますけど……」 目の前のソファに座るお父さんにずいっとお茶を差し出しつつ、慌てて立ち上がり、腕まくりすべく袖に手をかけた。「ふんっ、客のお茶に手をつけるワケなかろう!」 「そうよ。王領寺くんはお客様なんだから、ゆっくりしなきゃダメ!」 お母さんが戻って来て俺の両肩に手を置き、無理やりソファに戻してくれる始末。しかもテーブルの上には、お父さんに渡したお茶がしっかりと返却されていた。 わいわい楽しそうに? 何かを言い合いながらキッチンに消えていく、ご両親の姿を見つつ、コッソリため息をつく。 なにかしたくても何もすることがないとか、手持ち無沙汰にも程があるっちゅーの! どうしたもんかなぁと、淹れてくれたお茶に手を伸ばしかけた瞬間、テーブルに置いてあったスマホが軽やかなメロディを奏でる。この着信音はタケシ先生からだ! んもぅ、天の助けとしか思えねぇよ(涙)「もっ、もしもし!」 『出るの早っ。どうしたんだよ』 「そっちこそ、電話してくるの早いじゃん。患者さん、大丈夫なのかよ?」 苦笑いしながら喋るタケシ先生の声に、つい文句を言ってしまった。『俺の役目は、無事に病院に送り届けるだけだからな。あとは現場にいる、医療スタッフがやってくれるし。親父、そこにいるだろ?』 その言葉にキッチンに行ったお父さんを呼ぼうとしたら、いつの間にか目の前のソファに座っているだけじゃなく、恨めしそうに俺のことをじぃっと見つめていて――「ひっ!」 『歩?』 「あっと、い、その……スピーカーにするわ」

  • 恋わずらいの小児科医、ハレンチな駄犬に執着されています   伝えたい想い~一緒に島へ~(歩目線)

    タケシ先生を乗せたヘリが青空の遠く彼方に消えて行くのを見送っていたら、お父さんに戻るぞと声をかけられた。「あ、はい……」 ちょっとだけビビリながら、足取り重くついて行く。タケシ先生がいない家に俺ひとりとか、どうすりゃいいんだって感じ。「周防先生、いいですね!」 唐突にかけられた言葉に、なんだろうと思って振り返ると、唇を綻ばせた井上さんが、瞳を細めて俺たちを見ていた。「なにがだね?」 んもぅ、不機嫌そうなお父さんの声色が何気に怖すぎて、口を開けねぇよ。井上さん、よく普通に喋っていられるな。「息子がもうひとり、できたように見えるなって。そういう考えも、悪くはないでしょう?」 その言葉にお父さんは後ろにいる俺の顔を、これでもかとイヤそうな表情を浮かべ、じっと見つめた。 だけど井上さんが言ってくれた考えは、ちょっぴり嬉しかった。タケシ先生が長男で、年の離れた俺が弟――実際は恋人だけど普段のやり取りは、兄弟に見えなくはないもんな。 そんなことを思い出して、つい。「・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・オトウサン」 「おとうさんっ!?」 コッソリと呟いたのに聞き漏らさないところが、タケシ先生のお父さんというか……「ヒッ、すみません! 周防先生!!」 腰に手を当てて怒るその姿は、まんまタケシ先生にソックリ。間違って抱きついたら、もっと叱られるんだろうなと内心苦笑いしながら、頭をペコペコ下げた。「ぞんざいに扱ったら、息子さんに叱られますよ」 クスクス笑って指摘する井上さんに、お父さんはますます憤慨してやれやれと溢した。「ふん、これも躾のうちだ。まったく全然、躾がなっていないじゃないか。あのバカ息子め!」 「ぅ、すみません、すみませんっ!」 そこんとこ俺の態度が悪いって、しっかりわかってます。いつも反省しまくっているんだけど。「あまり苛めたら、嫌われてしまいますよ。周防先生」 「嫌われて結構だ、放っておいてくれ」 「どんなことを言われても、嫌ったりしません。むしろ大好きです、お父さんっ!」 ぷいっと顔を横に背けたお父さんに、両拳をぎゅっと握りしめ、思い切って大きな声で言ってみた。 俺の大事な人――タケシ先生もタケシ先生のご両親も、みんな大好きなんだ。そのキモチを知ってほしかったから力説してみたら、お父さんがぶわっと顔を赤らめ、視線

فصول أخرى
استكشاف وقراءة روايات جيدة مجانية
الوصول المجاني إلى عدد كبير من الروايات الجيدة على تطبيق GoodNovel. تنزيل الكتب التي تحبها وقراءتها كلما وأينما أردت
اقرأ الكتب مجانا في التطبيق
امسح الكود للقراءة على التطبيق
DMCA.com Protection Status