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第466話

مؤلف: こいのはな
知佳がリハビリを終えて外に出た頃には、もう正午近くになっていた。翔太が彼女を支え、診療所をあとにした。

雪のせいで、もともと歩きづらい知佳にはそれだけで難度が上がった。

おまけに今日はリハビリの負荷も少し上がっていて、出てきた彼女は脚に力が入らなかった。翔太に支えられて入口から駐車スペースまで来たものの、彼が手を離した瞬間、踏ん張りがきかず、つるりと足を滑らせてしまった。

彼らの車の少し後ろに、一台の車が停まっていた。午前中ずっと、まったく動いていない車だ。

車内の男はその光景を見て、怒ってハンドルを叩いた。「人ひとり支えることもできないのか!」

だが、その悪態をついた直後、翔太は反射的に動き、知佳を抱きとめた。

本能的に、知佳も彼にしがみついた。

凍てつく雪景色の中、二人は向かい合い、互いの吐く息が白く立ちのぼるのが見えた。

リハビリを終えたばかりの知佳の頬は、運動のあとの自然な紅潮を帯びている。顔を上げたその瞬間、雪のひとかけらがふわりと落ち、彼女の鼻先にそっととまった。

くすぐったくて、彼を押しのけて拭おうとした――そのとき、彼の顔が近づいてくるのを感じた。

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