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第21話

Penulis: 結奈々
遥真はまったく気にしていない様子だった。

「私の気持ちは変わらない」柚香にとって、彼と和解するなんてありえない。

遥真は、彼女の感触がまだ残る指先に視線を落とした。「決めたんだな」

柚香は何も言わなかった。けれどその沈黙が、答えだった。

遥真は立ち上がる。

さっきまであんなことをしていたのに、今の彼は相変わらずきっちりとした紳士の顔だ。

「京原市には金持ちは他にもいるけど、俺以外に君に金を貸す度胸のある奴はいない」袖口を整えながら淡々と言う。「君の親友の真帆だって、例外じゃない」

「……何をする気?」柚香の顔が一気に強張った。

「別に何もしないよ」遥真はゆっくりと彼女の前まで歩み寄る。「けど、もし君が本当に彼女から金を借りようとしたら、その時は話が別だ」

両脇に垂れた柚香の手が、ぎゅっと握りしめられる。

真帆に少しだけ借りて、後で返そうと思っていたのに。

「それと……」遥真はわざと語尾を伸ばした。

柚香の心臓が跳ねる。

「もう少し素直になったほうがいい」遥真は一歩ずつ近づきながら言った。「口では俺の行動を責めるくせに、手は勝手に俺のシャツを掴んでる。昔から、君
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Komen (1)
goodnovel comment avatar
ぐー
酷すぎて読めない…もう、"あれから2年後…"とかにして欲しい…
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