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4. 「異世界ほのぼの日記2」74

Author: 佐行 院
last update publish date: 2025-06-29 08:40:50

-74 2人なりの楽しみ方-

 2人は弁当を予想外の辛さに耐えながら弁当を完食した後の短い時間を充実させようとしたが、流石は出来たばかりの遊園地、園内はカップルで溢れていてどのアトラクションも1時間単位の待ちが生じていた。

 自由時間は残り2時間しかない、2人は2人なりに楽しむ方法を考えた。ただよく考えたらお土産を何も買っていない。

 一先ず、お土産は嵩張るから後にしよう。アトラクションはもう無理確定なので他の楽しみ方を考えよう、2人は熟考した。ただ女子高生達の悩みはすぐに解決する。

「ぐぅー・・・。」

 先程まで2段重ねのとても大きな弁当を食べていたと言うのに2人の腹の虫が鳴った。共通して大食いだという事を思い出し、2人は食べ歩きをする事にした。

 園内にはレストランも数店舗あるが屋外にも屋台が点々としており、良い香りがそこら辺中にずっと漂っている。数多の香りが手伝い、2人はどんどん空腹になっていった。

 取り敢えず目の前にある屋台で売られているホットドッグを食べる事に、一般的な物の約2倍の長さのソーセージが自慢なのだが正直コッペパンの長さが全く足りていない。

 手が汚さないために
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    -400 もう1人のエルフ- 自分の事を心配してくれているとはいえ、目の前の恋人(ペンネ)に辛そうな表情をさせてしまった自分の事を呪いたくなった上級鳥獣人(ナイリ)は折角過去から脱却できたというのにこのままだと「あの頃」のままでは無いかと自責の念に駆られていた。ナイリ(当時)「いや、何でも無いよ。本当にごめん・・・。」 特にナイリ自身が罪を犯した訳でも無い、寧ろどちらかと言うと被害者だというのに「もしかしたらペンネからすれば「あの頃」の自分が抜けきっていないのかも知れない」、そんな悩みが脳内をぐるぐるとまわっていたのだ。ペンネ(当時)「本当?何処か辛そうだけど・・・。」 優しい言葉に泣きたくなってくる、しかし次泣くときは共に嬉し涙を流す時にしたいと個人的に思っていたバルタン。その為に今自分がすべきことは本音を打ち明ける事だろうか、それとも鳥獣人らしく冗談でもかまして雰囲気を笑い飛ばす事だろうか。 ただナイリ個人は後者を選ぶことに少し抵抗を持っていた、「ただ茶を濁している」事が即座にバレてしまいそうだったからだ。きっとそんな事をしてしまうと心から心配してくれているペンネに失礼じゃないか、そう思いながら心の中で自らの頬を殴った。ナイリ(当時)「なぁペンネ、ペンネ自身は養鶏に興味とかある?」 この時点では将来が決まっていた訳では無かったというのに何を言っているんだろうか、下手すればこれってある意味プロポーズみたいなもんだぞ。ペンネ(当時)「突然だね、そうだな・・・。私自身動物は好きだし、何かを育てる事って素敵だなって思うけどどうしたの?」 どうやら気付いていない様だ、ナイリはこの事とペンネの返答に少しホッとしていた。 ただその反面、やはりバルタンの心中には不安が残っていた。改めて言う事では無いかも知れないがナイリ自身はペンネを必要としている、それどころかペンネ無しでは生きていける自信が無い。ただこのまま自分の気持ちを打ち明けた所で一番重要なのはペンネ自身がどう思っているかどうかだ、返答次第では足の先から崩れ落ちる自信がある。 しかし結婚を意識しているのは自分だけなのかも知れない、今はどうにかして何とかこの場を誤魔化したいが何か無いだろうかと辺りを見廻していたナイリの目線の先に卵料理専門のレストランが(と言うかネフェテルサ王国にそんなのがあったんだ

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