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6. 「あの日の僕ら2」⑬

Auteur: 佐行 院
last update Date de publication: 2025-11-08 07:43:40

-⑬ 何も失いたくない-

 少し気まずく、暗くなってしまった雰囲気を何とかしようと2人は店を出て屋外へと出た。外の空気を吸いながら散歩でもしようという事なのだろうか、店を出ると2つ先の交差点の向こうから何となく良い匂いがして来る。空腹により匂いに気づいた真帆は守の腕を引いて近辺にあるのぼりを指差した。

真帆「守兄ちゃん、お腹空いた。向こうの公園にキッチンカーが来ているんだって、行ってみない?ほら、お酒の屋台もあるみたいだよ。真帆、ケバブでビール呑みたい。」

 偶然にも2人は歩きで来ているのでビール片手にケバブ等の料理を楽しもうという事になった、汗が滲む程の今現在の暑さでは一番欲しくてたまらない組み合わせだ。

 ただ2人には1つ気になる事があった、先程からパトカーのサイレンが鳴り続けていたのだ。

真帆「何だろ、うるさいね。」

 真帆の言葉を聞いた買い物帰りの女性が声を掛けた、見た目50代位の感じだ。

女性「あれね、信号無視を続けてる暴走車がまだ止まって無いんだって。」

真帆「何それ、怖いですね・・・。」

女性「まぁ心配しなくても良いんじゃない、この歩道歩いていれば大丈夫よ。」

 そんな
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    -200 らしさ- まるで英雄かの様に格好良く登場したつもりの「全能の神」だったが転生者達による質問によりその場にずっこけてしまった、ただ俺はそれを見て「おいおい空気を読めよ」と言う気持ちも無くもなかったがこのスタイルこそこの物語だなと頷きたくもなった。ビクター「お前らな・・・、それって今言う事か?特に倉下好美、ボートには行ってたけど緊急事態だと思って致し方なく天界から降りて来たのだ。これを見ろ、私が競艇場を出た直後のレースが15万舟だぞ!!俺だったら絶対取れてたね!!」 上級古龍が最後に発した言葉は舟券を買ってない奴がよく言う台詞だと思われるが正直言って今はそんな事を話している場合じゃないという事は誰にでも分かっていた、転生者達のお陰でその場の雰囲気が和んだのでビクターは本題に戻る事にしたが正直言って未だに今自分が見ている光景を理解しきれていない者が約1名。リンガルス「あのすみません・・・、こちらの紳士の方は?」ビクター「おや、私の事を「紳士」なんて言ってくれるのか。長生きはするものだな。」 ビクターの言う「長生き」は桁外れな物であるが今掘り下げるのはどうかと思ってしまうのは俺だけだろうか、というか「一柱の神」って結構有名な存在じゃ無いのか?結愛「警部がこうやって言うのも無理もないさ、ビクター神様はこの世界に降りたり人前に出現する度に姿をコロコロ変える事が多いからな。」 そう言えばそうだな、確か最初光の前に現れた時は髭を蓄えたおじいさんの姿だったか。ビクター「悪かった悪かった、本当は古龍の姿のままいるべきだとは思うんだけどそれだと目立つし近隣の住民達の邪魔になるだろう。迷惑をかける訳にはいかないと思っていつも『人化』しているけどどの姿でいるべきか定まらなくてね、いつも迷っているんだよ。」好美「じゃあいっその事その姿にすれば良いじゃないですか?しっくりするし私は好きですよ。」 「好美の好み」か・・・、フッ・・・。好美「ああ!!今鼻で笑ったでしょ、それじゃ私がスベったみたいじゃない。」 えっ?お前まさか俺がこう言うとウケると思っていたのか?好美「それは無いけど・・・、別に私の事は良いじゃん!!いつ本題に戻るのよ!!」 そうだな、すまんすまん。それで?どうして結愛の考えがあり得ないと神様は仰っていたんですか?ビクター「そうだよ、それを話

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