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第57話:今日は肉の日

Auteur: 大正
last update Date de publication: 2026-06-08 07:00:35

「それだけいろいろ付与されてるのを知ってたならもっと早く教えてくれればよかったのに」

 イアンちゃんに向かって苦情を申し立てる。イアンちゃんはこっちを正確に見抜くと、ぽつぽつと一つずつ説明し始める。

「まず、スキルを色々持っているのに確認を怠ったのは、鑑定以外のスキルを持っているとわかった時点で全部見なかったタカナシさんの落ち度です。それに、鑑定スキルがあるとわかった後、いくつかのスキルを確認しただけでそこよりも先へ追求されなかった以上、私に説明しきれるものはありません」

「ぐっ」

「それに、スキルをのんびり調べる間もなく宿を探しに行って、その足でセルフィさんの奴隷の件に気が向いてしまってスキルの確認どころじゃなくなったのもタカナシさんに責があります」

「がっ」

「その後で何かしらあったとしても、多分セルフィさんにかかりっきりで自分のスキルどころじゃありませんでしたよね」

「ぐふっ」

 青いイアンちゃんが僕を責める。炎、体、焼き尽くす……俺は

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