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ただのデートじゃない 2

Auteur: 玄糸雨楽
last update Date de publication: 2025-09-30 00:26:23
セツ君の所に戻ると、私の異変にすぐに気づいて心配してくれた。

私はさっきの女の子の話をすべきか迷ったけど、セツ君に迷惑がかかるかもしれないから黙っておいた。

さっきの女の子は、私の身元なんて知らないはずだし、本当に何かしてくるわけじゃない、大丈夫なはずだよ⋯⋯ね。

セツ君はデートを切り上げて帰ろうかと言ってくれた。

確かに気分の調子が悪いけど、せっかく誘ってくれたのに申し訳ないや。でも、もう帰りたくなってきた。

セツ君にはっきり言わなきゃ。

私なんか好きにならないでって。

「花ちゃん⋯⋯何か嫌だった?」

「何か嫌だったというか、分かったんだ。やっぱりセツ君に私は相応しくない」

「相応しくないなんて、僕達は同級生なんだから⋯⋯」

「セツ君には私の感じてる気持ちは分からないよ。だってセツ君は昔とはもう違うし、プレゼントもデートの場所も庶民の私には全然合ってないよ。私にはハードル高すぎて、正直辛い。私なんかもう好きにならないで、お願いだから」

「そう⋯⋯だったんだ。僕、全然気づかなくてごめんね」

その傷ついた顔が見たくないからずっと我慢してたけど、もう駄目。

「もう、私とは関わらないで。
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