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第184話

Author: 雨の若君
柚月はしっかりと立ち直ると、「ありがとうございます」と小さく頭を下げた。

素羽は「どういたしまして」と柔らかく返す。

それだけ告げると、素羽は長居せず、入院病棟へ向かって歩き出した。

柚月も、彼女と同じ方向へ足を運ぶ。

「お見舞いですか?」

「ええ。うちのおばあちゃんがここに入院してるの」

頷きながら素羽が言うと、柚月はどこか気まずさを紛らわせるように、「うちのお父さんもここに入院してるんです」と続けた。

素羽は短く頷き、それから問いかけるように言った。

「どうして承諾しないの?」

「え?」

唐突な質問に、柚月は思わず足を止めた。

「さっき、あんたがお嫁に行けって言われてた相手のことよ」

代理出産まで請け負うような人間だ。倫理観の柔らかさは、ある意味で理解できる。

だが柚月は、その言葉を聞いた瞬間、血の気が引いたように顔を青ざめさせ、恥ずかしさに身を縮めた。数秒ほど硬直したのち、かすれた声で、

「……あなたも、私が厚かましいって思ってるんでしょ?」

と搾り出した。

「ううん。ただ、気になっただけ」

素羽の声は淡々としている。

確かに柚月は倫理観に柔軟
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Comments (3)
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maasa16jp
いつまで経ってもぐだぐだうやむや 全く進まない いい加減課金にうんざり サクサク進む小説もあれば 金儲けのためにいつまでも進まない小説もありで 課金する方もしっかり見極める事が必要だと感じる
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智恵子
ホントに… なんで離縁しないのか… 逃げてもいいと思う… 私も200話までグダグダこのままなら、もう読み続けるのやめるかなぁ
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カナリア
もう逃げよ 諦めた方がいいよ
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