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第1512話

مؤلف: 一匹の金魚
礼央は、真衣に正式な身分と安らかな家庭を与えられていないことを自覚していた。

受話器の向こうの真衣は、硬直し、指先で携帯を握りしめる。

真衣は、礼央が突然そんな言葉を口にするとは思っておらず、心に切なさ、感動、喜びが入り混じり、目頭が熱くなった。

長年、真衣は期待せず、待ち望まなかったわけではないが、ただ隔たりや誤解が邪魔をして、なかなか一歩を踏み出せずにいた。

しかし今、礼央の口から直接聞いたことで、すべての不安や心配が消え去っていった。

真衣は、礼央がその申し出を断られるのではないかと思うほど長い間沈黙した。

ついに、真衣は声を微かに震わせながらも、揺るぎない決意を込めて言った。「ええ」

その一言は、まるで精神安定剤のように礼央の心に染み渡り、彼は安らぎを取り戻した。

礼央は口元に安堵の笑みと、目元に涙を浮かべて言った。「ああ、俺が帰ったら、復縁しよう。もう二度と離れない」

「ええ、もう二度と離れないわ」

真衣はそう言うと電話を切り、ベッドにもたれた。堪えきれずに涙が頬を伝ったが、口元には優しい笑みを浮かべていた。

ペナンのアパートで、礼央は電話を切り、壁にも
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