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第419話

مؤلف: 清水雪代
和也がやれやれと首を振る。「それはまずいな。悠人のやつ、やっと結ばれそうなのに、彼女に邪魔されてはたまらない。

母さんに頼んで千夏の母を通じて、もっと何人か優秀な若者を紹介してもらおう。千夏が忙しくなれば、悠人にかまっている暇もなくなるだろう」

「お義母さんは以前にも紹介したけど、彼女、誰も気に入らなかったのよ」

和也が頭を抱える。「森下家は一人娘なのに、おじさんは彼女を後継者に育てようとせず、恋愛ボケになるのを放任している。本当にそれでいいのか?」

美穂がくすりと笑った。「だから彼は悠人くんを気に入ったのよ。悠人くんは次男で家業を継ぐ必要がないし、人柄も良くて森下家とも関係が良い。将来千夏ちゃんと悠人くんが結婚すれば、事業は悠人くんが継いで、千夏ちゃんは悠々自適に暮らせるってわけ」

「その計算は……悠人が企業経営なんてごめんだ。弁護士の仕事に誇りを持ってさえいなければ、絶対に岡田グループに引き戻して働かせていたんだがな。まあ、俺たちに良い解決策は思いつかない。悠人自身に頭を悩ませてもらおう」

結局、悠人は戻ってこなかった。

千夏は待ちくたびれ、憤然として帰っていった。

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