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第647話

Autor: 清水雪代
土曜日、智美は少し遅めに目を覚ました。朝食をとりにダイニングへ向かうと、そこには明日香の姿があった。

明日香は家政婦に牛乳を温めさせながら、自ら進んで智美の分のおかゆをよそってくれた。

「お義母さん、自分でやりますから」

明日香はそっと智美の手に自分の手を重ね、制した。「座ってなさい。あなたは今、体を大事にしなきゃいけない時なんだから。お母さんに任せておきなさい」

実の母親である彩乃でさえ、ここまで細やかに世話を焼いてくれたことはなかった。

最初は気恥ずかしくて戸惑うばかりだったが、今はもうすっかりこの温かさを受け入れていた。明日香は根っからの世話好きで、逆に何もさせてもらえないと機嫌を損ねてしまうのだ。

おかゆを受け取り、智美は尋ねる。「お義母さんはもう召し上がったんですか?」

「とっくに済ませたわよ。そうそう、智美。今日の夜ね、平井家で新しく生まれた赤ちゃんのお披露目パーティーがあるんだけど、一緒に行かない?」

悠人は今日、会社で残業の予定だった。智美が一人で退屈しないよう、明日香なりに気を利かせて外へ連れ出そうとしてくれたのだ。

それに、柔らかくて小さな赤ちゃん
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