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44話

ผู้เขียน: Amy
last update วันที่เผยแพร่: 2026-10-14 21:30:40

拓真の顔を見たまま、鞄の持ち手を握った。

さっきは、もう少し話していたいと思った。私をのぞき込んでくれた時、もっと話を聞いてもらえる気がした。

けれど、薬指を隠すように手を引くことはしなかった。

「つけ直すつもりはないの」

机の向こうで、拓真の口が少し開いた。そのまま何も言わず、私を見ていた。

指輪は、短期賃貸の机の引き出しにある。今日は持ってきてもいない。

何か言ってくれるのを待って、私もすぐには立てなかった。あの優しい顔が戻れば、きっとまた、うれしくなる。

膝に鞄を引き上げた。中には、13日に返すと書かれた控えが入っている。

椅子を引く音が、相談室に響いた。

美弥子はバッグへ手を重ねたまま座っていた。私は

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