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第466話

작가: ザクロ姫
それから澪は、誰にも知られずに海外へ送られた。

香織がそのことを知ったのは、澪が海外へ発った後だった。

彼女は腹を立てて、すごい剣幕で健吾に電話をかけてきた。

その時、健吾は杏奈のオフィスにいた。杏奈が引越し業者と、明日のオフィス移転について打ち合わせをしているのを眺めていた。

健吾はソファの肘掛けに腕を乗せて、仕事をする杏奈の姿から目が離せなくなっていた。

何かに真剣に打ち込んでいる彼女の姿が、なんとも美しく見えたからだ。

健吾の目には、今の杏奈が全身から光を放っているように思えた。

ちょうど窓から差し込む斜陽が杏奈を照らし、まるで柔らかな金色の光で彼女を包んでいるようだった。

この世に、これほど美しい人がいるなんて。

杏奈のすべてに、健吾の心は惹き付けられてやまなかった。

一方、杏奈はとても忙しくて、健吾が見惚れていることには気づいていなかった。

だが、最近、なにかとまとわりついてくる健吾を、彼女は追い払おうとも思わなかった。

そんな中、突然鳴った着信音が、二人の時間を中断させた。

杏奈は忙しい作業からふと顔を上げて、健吾を見た。

健吾はスマホを一瞥する
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