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第十七話

Author: 朱音小夏
last update publish date: 2026-11-08 13:23:59

 朝早くからの境内での掃除を軽く済ませる。

 今朝は兎月が手伝ってくれたおかげで、いつもより早く終わらせることが出来た。

 なお、白妙はいつも通り見ているだけだ。

 小夜は箒を片付けると、拝殿へ向かい、お参りをする。

「わざわざ拝殿でせんでもここにおるではないか、神が」

「......白妙様のその自信、どこから来るんですか?」

「自信も何も事実だからな。それより腹が減ったぞ」

「......夜通し飲んでたくせに」

 小夜はボソッと呟いたが、白妙は地獄耳のようで、そこからお小言が始まった。

 ......もうこの流れは何度目になるだろうか。

 慣れてしまって、小夜は諦めの境地である。

「......白妙様。お小言はいい加減にしないと朝ご飯の時間が遅くなるだけですよ?」

「む......仕方がない。それでは家に戻るぞ」

「ハイハイ。......食いしん坊」

「何か言ったか?」

「いいえ! それより着替えなきゃいけないので先に居間に行っていてくださいな」

 小夜は白妙と兎月と別れて、自室へと入っていった。

 部屋着へと着替えてキッチンへと向かう。

 そして、朝食の支度を始める。

 すると珍
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