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ワン子の冬の出来事…アーシュさん、リアンさん達とご一緒に14

last update Last Updated: 2025-06-18 20:30:15

「わお・・わん」むっくりとわん子が起きだす。

「ああ、わん子さんが起きた!」エイル

「此処はどこです・・わん?」わん子

「詳しい事は黒の王宮で

多分、忘れてると思うけど、今日は黒の王宮に

お泊りだよ、ふふ」

リアンが当たり前のように

滑らかに……それはとても、都合良く話し出す。

「わん子さんはね

帰り道で雪で滑って、こけて頭をうったから」リアン

「そ・・そう!!詳しい事は後でね わん子さん!

もうすぐ迎えの飛竜も来るよ」エイル

流石だねリアン兄様…エイルは思った。

流石よね…手慣れているわ…アルも思った。

「あれ、そのローブにくるまっての

アーシュさん?わん」わん子

「ああ、それは、わん子さんを庇って一緒にこけたんだ」

「最近、彼アーシュ殿はちょおと体調が悪くて・・

寝てるんだ」リアン

「それは大変ワン…!

先生のジェンさんに診てもらったほうがいい

わんわん!」

「ジェンさんは薬師です、わんわん!」わん子

「黒の王宮にも、薬師の方はいるから、大丈夫だよ

今日は、王宮に帰りたいってアーシュ

アーシュの手料理は、また今度ね、わん子さん」

エイル

「そうそう」アルテイシア姫

・・じいいいい・・・

彼ら五人をそおおと見つける黒い影

とうの昔に忘れて去られているだろうワン

巨大な人食い巨人こと作者

「ふふふふ

私、執念深くてよ・・うふふのふ・・」

しかし、その身体は包帯と絆創膏だらけ

服はいつの間にか着替えたらしい…。

「2回目に会った金髪の愛らしいオッドアイの少女に」

「3回目に会った黒髪ロングでサラサラ髪の水の魔法を使う、強い要注意な少女と

毎回のわん子ちゃん・・食材ちゃん達

今度こそ、頂くわ…ほほほ」

「今回、特・要注意な二人はいるわ

あら、一人…あの黒髪の少年

炎の魔法を使う子

ダウンしてるみたい、ローブにくるまって寝てるわ」

「・・となると・・注意が必要なのは

黒髪の少女と淡い金髪のハンサムちゃんだけね」

「わん子ちゃんの魔法は対した事ないし」

シャキーン!

手にしたのは スプレー缶

超強力 眠り粉 スプレータイプ

それと 虫取り網に ファスナー付きの子袋・・

魔法防止つきの液がたっぷり染み込ませたもの

「確保したら、超特急で家に帰って

すぐさま、冷凍庫に袋事、入れちゃうわ!」

3日程・・置きましょう・・うふ

生の方が美味しいけど

まあいいわ、冷凍でも・・
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  • 白銀のケンタウロス   ワン子な冬の出来事…アーシュさん、リアンさんとご一緒に13

    「ワン子さんはぐっすり寝てますね」リアン「うん、そうだねリアン兄さん」エイル「リアン様、アーシュ様は?」アル、アルティシア姫 「ひとまずは大丈夫です」リアン◇ ◇ ◇「水の魔法は 少しくせがあって.大きな魔法も もう扱えるという話ですが、それでも、十分に練習しておいたほうがいいでしょう、炎を扱う貴方の体質、魔法の能力的には相反する魔法です必要な時に備えてアルテイシア姫がいない時には 私が稽古に付き合います、身体が回復してから」リアンが微笑する。「前から、アーシュ殿、貴方とは、剣や魔法のお手合わせをお願いしたいと 私も思ってましたから、昔のようにチエスも…」微笑むリアン「・・・・」アーシュは少し瞳を開けて、じっとリアンの方を見るにこやかにリアンが話し出す「ご心配なく、わん子さんの記憶の操作は私がやっておきますから・・」「もう、眠ってください アーシュ殿」リアン「今ね、リアン兄さん、アル、僕が魔法の伝書鳩を飛ばしたよリアン兄様! もうすぐ黒の王宮からね、お迎えが来るよ・・あ・・雪が降ってきた・・」エイルリアンは 自分のローブを眠っているアーシュの上に被せて包み込む。「とりあえず これでいい」リアンふうと息をつくリアン

  • 白銀のケンタウロス   ワン子な冬の出来事…アーシュさん、リアンさんとご一緒に12

    いつの間にか、エイルの了解とアルが未来の第二王妃になる事になりすでに、姉さん女房になるアルには頭が上がらないアーシュ パチ 目を覚ますリアン「リアン兄様」エイル「まあ 気が付かれましたねリアン様」微笑むアルテイシア 「あ、気つけ薬ですか!今、口移しで アルテイシア姫が・・!」赤くなっているリアン 目を大きく開き、パチクリしている。大慌てで、いつもの爽やかなポーカーフェイスは何処へやら 「はい、私が・・エイルの方が宜しかったですか?」余裕の笑み・・アル、アルテイシア「いえ、あの あ・・有難うございます」リアン「大丈夫かリアン・・」ボソッとアーシュ 「ええ、大丈夫です・・あの・・夢の中で人食い巨人の女が・・」まだ 顔が赤いリアン 「・・・それなら、わん子は毎回ですワン! アーシュさんも見て・・!」 エイルもアルテイシアも その異変にすぐに気がつく・・きょとんとするアーシュ・・「片眼が黄金色に?」そして ハッとして気が付き  「そ・・そう言えばワン! 夢の中で リアンさんは白い羽でアーシュさんが黒い羽を出してそれから、呪文の詠唱の中に 自分の事を黒の王・火竜王サラマンデイアって・・!わん! そうだ! リアンさんもアーシュさんの事を黒の王とか!!わんわん!」わん子が騒がしい◇ ◇ ◇ 何も言わずわん子に向けながら、顔も向けずに 一言「黙れ! わん子 大人しく寝てろ 全て忘れてな! 後で記憶の微調整は操作する!」ばたりと倒れるわん子さん「ちょとお! アーシュ!!」あたふたするエイル 「アーシュ殿! 血が!!」リアンが慌てて叫ぶ 「えっ・・」アーシュ「アーシュ!!」 「アーシュラン様!!」まっ青になるエイルとアルテイシア◇ ◇ ◇ 「・・あ」アーシュ・・口元から血が滴り落ち・・腹の辺りや胸の近くからも服に血がにじみ出て・・ぽたぽたと流れ落ち・・白い雪を赤い血で染める 口元の血を拭い ため息をつき「・・っつ・・またか・・」今度は痛みに顔をしかめてつつ呪文を唱えるアーシュ 「水の癒し・・」ポつりと一言・・癒しの水が丸い玉の形で出現して洗い流すかのように、傷口を癒してゆく・・ 「ああ、わん子が目を覚ました時に 気がつくと面倒だな・・やれやれ・・」「水よ・・血を消せ・・」手を雪の血の跡

  • 白銀のケンタウロス   ワン子の冬の出来事…アーシュさん、リアンさんとご一緒に

    雪道の中を三人はそれぞれ倒れていたのだった。傍には アーシュの帽子と リアンの荷物があるごくん・・喉に液体が流れ込み それを飲みこむ起き上がり 目をパチクリさせるアーシュ「もう動いて大丈夫なのアーシュ?」心配そうなエイル、上半身だけ起こしたアーシュを背中を もこもこ手袋つけた右手で支える オッドアイの瞳が大きく開いてアーシュを見つめている「大丈夫・・三人とも雪道で倒れたんだよ・・」エイル長いウエーブのかかった金の髪はそのままに流して頭に白いカチューシャ淡いピンクの服装のエイル、フード付きの長いケープ 長さは太もも付近まで頭のケープには 白のふわふわが付いて服の中には 首元付近は 緩く布が巻かれて 金飾りで留められている首には 淡い色の布を巻き付けているケープから覗ける長いドレスの服 衣装中心に金模様の布がついている白の大きな腰布を巻き靴は上の縁にふわふわについた革製の短いブーツおそらく中には白いふわふわが内側を覆っている「さっきの人食い巨人の女、夢か…」そして息を大きく吐くアーシュ「夢ぽいけど あの巨人でしょう」リアンエイルさんに 口移しで気つけ薬を飲ませて もらったワンワン!わん子 幸せっワン!」わん子赤くなって大はしゃぎ「アーシュにも 口移しで 気つけ薬を飲ませたよ」にっこり微笑むエイル・・最近・・キスがさりげに上手くなったから・・エイルしかも・・エイルの方から よくしてくれる・・少し 赤くなるアーシュだが・・口元が少し歪む・・・・大はしゃぎのわん子を見て・・くそ 俺のエイルに・・未来の俺の第一王妃に・・今日は料理を手伝わせて・・炎の魔法で少ししっぽを焦がしてやる・・ふと向こうを見ると・・そこではアルテイシアがなんと気つけ薬を口移し・・リアンを抱きかかえて しっかりとキスしているじゃないか!!しかもデープ!!よくも、俺のアルに・・アルは俺の…!リアン・・どうしてくれよう焼きもちモードのアーシュ アルテイシアの服装は白い縁についたふわふわのケープ中には 濃い青を基調にしたドレス胸元はエイルと同じタイプ緩く巻かれている首には 布製の白い大きなマフラー両肩には金模様の横長の布と同じく重ねるように深い赤の布

  • 白銀のケンタウロス   ワン子な冬の出来事…アーシュさん、リアンさんとご一緒に10

    「ああ、起きたか?わん子」アーシュ「お土産ありますよ、その巨大林檎、良かったですね、ワン子さん」リアンぼんやりとしながら、わん子は言う「アーシュさん、リアンさん、その翼・・?ワン?」わん子ハッとするアーシュとリアン 互いに顔を見合わせるそう、そうだった、まだ、そのまま、まだ翼を使って空中に浮かんでいたのだ!しまった!! 声に出さずにアーシュ「…それに炎竜を呼び出す魔法の呪文の文句の中あれ、黒の王・火竜王サラマンデイアって?わん」わん子まずい!! そこからもう起きてたのか?ワン子「そろそろ、観念されて、話されたら…?黒の王・火竜王サラマンデイア」やれやれ…という表情のリアンが言う。「えええ!今!今!なんてリアンさん アーシュさんの事を黒の王・火竜王サラマンデイアってワン!」ワン子「ああ、もう!リアン、お前!」仕方ない、魔法で、ワン子の記憶は幾らでも操作して微調整も「うっ・・」眩暈がするアーシュは気を失いかける「あ・・」同じく眩暈がしたらしくリアンが気を失うそのまま、落下しようとする二人「・・あぶな・・い」アーシュはそう言いかけたまま 気が遠くなる「・・・・」ワン子はすでにバックの中で気を失って倒れてる。そして、雪道の中を三人はそれぞれ倒れている。傍には アーシュの帽子とリアンの酒入りの荷物があった。

  • 白銀のケンタウロス   ワン子な冬な出来事…アーシュさん、リアンさんとご一緒に9

    リアンの魔法無数の 大きな風のかまいたちが敵である・・巨人な作者を次々と襲い斬り裂いていくゆく「うきゃあああ!!」いいのか、作者なのに・・?続けてリアンがまた魔法を唱える。「白の王国の幻獣よ! 我、白の王族が一人、リアンが命ずる、その姿を現せ!二つの顔を持つケルベロス!!」白い、透けてる半透明な姿.幻獣が空中に浮きあがる。二つの獅子の顔を持つ、ケルベロス大きさは、あの巨人な作者を上回る巨大な大きさであった!「行くがいい!!我、リアンが命じる!敵を嚙み砕いて、噛み殺せ!!」ケルベロスが飛び掛かり、炎び包まれてる巨人の肩の辺りに咬みつく。◇ ◇ ◇「ひいい!ぎやああ!!!」巨人な作者の悲鳴・・絶叫・・だから、本当にいいのか作者なのに…。◇ ◇ ◇片方の瞳は大きく開き、片方は半開きで にやりと笑うアーシュ燃えて輝く赤い焔の瞳「炎よ・・いでよ炎の竜!!我 黒の王 火竜王が命じる!敵を焼き尽くせ!」また空中から、先程のケルベロスよりも大きな炎竜が現れる!! 大きく口を開けて炎竜は巨大な炎を放つ!「うひゃあああ!ひいいい!」更なる炎に包まれ 無数のかまいたちに身体を斬り裂かれまだケルベロスは咬みついたまま今度は腕を咬む「ぎゃああ!」絶叫!◇ ◇ ◇「・・わん・・わん・・!」バックの中からわん子が呼び掛ける。アーシュにリアンの魔法が炸裂中な状況を眺めるワン子無数の大きな風のかまいたちが敵である巨人な作者を次々と襲い斬り裂いてゆく!「うきゃあああ!!」本当にいいのか・・作者なのに「ひいい!ぎやああ!!!」巨人な作者の悲鳴・・絶叫・・だから、だから、本当にいいのか作者なのに…「うひゃあああ!ひいいい!」更なる炎に包まれ 無数のかまいたちに身体を斬り裂かれまだケルベロスは咬みついたまま今度はまたも腕や手首を咬むのだった。「ワン?」二人の呪文の言葉に眉を寄せるワン子「黒の王?白の?わん、わん?」

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