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第1089話

Author: 栄子
綾は唇を噛み締め、沈痛な表情を浮かべた。

誠也は綾の手を軽く叩きながら言った。「音々は大丈夫だ。きっとうまくやってくれる。彼女を信じてあげよう」

綾は頷いた。

ここまでくると、もはや、音々を信じるしかなかった。一刻も早く全てが解決し、彼女が戻ってくることを皆は願うばかりだった。

......

2階、光希の部屋。

おむつを替えたばかりのつっきは、まだ泣き止まなかった。稜花は時計を見て、つっきに言った。「あら、ミルクの時間ね。大丈夫よ、すぐ作ってあげるね!」

彩につっきをあやすように頼んで、稜花はバッグから哺乳瓶と粉ミルクを取り出した。

彩はつっきを抱きながら、稜花が180ミリリットルの水を入れるのを見て驚いた。「まだ生後1ヶ月なのに、1回でそんなに飲みますか?」

稜花はミルクを作りながら言った。「ええ、この子はすごくよく飲むんですよ。中島さんは生まれた時から粉ミルクで育てていて、生後10日で150ミリリットルも飲むようになったんです。最初は、お腹を壊すんじゃないかと心配で、120ミリリットルに抑えていたんですが、全然足りなくて、泣き止まないんですよ。150ミリリットル飲
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