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第553話

Auteur: 栄子
発表会の最後に、関係部署が調査の公文書を持って現れた。

要は落ち着いた様子で立ち上がり、晴れやかな笑みを浮かべた。「一緒に行きます」と言った。

それと同時に、碓氷家にいた笙も調査のために連れて行かれた。

碓氷グループの株は、要が既に笙の名義に移していた。今の要は名ばかりの社長だったし、北城郊外の土地開発プロジェクトに関与していないことを証明する十分な証拠もあったので、警察署では積極的に調査に協力し、すぐに疑いを晴らした。

調査が終わったあと、拓馬が彼を迎えに来た。

警察署を出ると、要は空に沈む夕日を見上げ、暗い表情で言った。「綾はどこにいる?」

「まだ西城市に出張中です」

要はため息をついた。「古雲町まで送ってくれ」

「かしこまりました」

......

笙は複数の経済犯罪に関与しており、その額も巨額だったため、残りの人生を刑務所で過ごすことになった。

碓氷グループは大きな打撃を受け、株価が暴落し、倒産の危機に瀕していた。

そして桜井グループもまた、長年にわたり海上輸送を利用した違法行為を行っていたことが発覚された。

さらに、柏自身も長期間にわたって違法薬物を使
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