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17話. その文章を、作ったのは誰か

작가: YuIm
last update 게시일: 2026-10-08 22:17:03

「これが、どうして姉さんの成果なの?」

昼休みが終わる前、千尋は会社の外のベンチで、沙織に電話した。モニターに開いた提案書を、まず大野へ共有し、今回の提案の作成経緯だけを直接確認するよう、頼まれたあとだった。資料提出と修正の協議は、引き続き、大野が担当することになっていた。沙織は二度目の呼び出しで出た。

「何を言ってるの。体験モニターの運営は、うちがやったでしょ。当然、うちの成果よ」

「従来の運用実績ではなくて。顧客への案内を改善したというページ」

「それは、今も続けてることだし。そっちでも、何か変えたんでしょ? 一緒に働いてるのに、いちいち線を引く必要がある?」

千尋はベンチの下に転がってきた小石を、靴の先で押した。

「姉さんの提案書には、先月から改善を適用したと書いてある。私たちは、まだ適用前だよ」

「表現一つで、神経質にならないで。どうせ、これからやるんでしょ」

「していないことを、したと書くのは、表現の問題ではないよ」

電話の向こうで、紙をめくる音がした。沙織の声が低くなった。

「あの家に入ったから、私に説教するつもり?」

「会社の資料を、確認しているの。修正して、課長へ送っ
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