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第383話

작가: 風羽
彼は——どうしても、欲しかった。

二年以上も空白のままの身体が、望まないはずがない。

長く見つめた末、しかし理性が勝った。瑠璃はもう彼の女ではない。

男は身を横に投げ出し、柔らかな寝具に沈み込む。灯りは落としてあるのに、どこか眩しく感じ、手のひらで目を覆った。

しばらくして、また耐えきれず身を翻し、静かに彼女を見やる。

——もう、自分の女ではない。

部屋はしんと静まり返っていた。

輝はそのまま帰らず、だが主寝室には留まらなかった。

秋も深まる夜、居間のソファにコートを掛けて横になり、闇を見つめていた。

さっきまで、散々なことを口走ったばかりだ。

……

夜明け前。

瑠璃は目を覚ました。

身に着けているのは昨夜のドレス、肩に掛かっていたはずのコートは消えていた。

——酔っていたのだ。

断片的に昨夜の記憶が戻る。

朱音が送ってくれたあと、輝が茉莉を連れて戻ってきた。彼が傍らに座り、何かを色々と話していた気がする。だが細部は霞んでいる。

喉が渇き、羽織を取って水を飲もうとリビングへ出ると——思いもよらぬ光景があった。

まだ夜が明けきらぬ白い光の中、男がソファ
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