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第77話

作者: 風羽
愛果が騒ぎを起こした件は、周防家にも伝わった。

深夜、周防祖父は礼夫妻を呼びつけて怒鳴った。「あの白石愛果とかいう娘、見た目からして妖しげじゃないか!ほらな、あんな恥さらしな真似をしやがって」

周防夫人は弁明した。「京介は彼女のことなんて好きじゃないのよ」

祖父は冷笑した。「でも彼が好きなあの子も、この妖しい娘と同じ腹の中で育ったんだろ?どうせ碌でもないに決まってる」

周防夫人はそれ以上口を開けなかった。

祖父は手を振って、二人を追い払った。

うとましい奴らが去ったのを見届けてから、祖父はようやく携帯を手に取り、自ら舞に電話をかけた——

舞は思いもよらないことで驚いた。

一日中忙しくしてようやくシャワーを浴びたばかりだったのに、祖父からの電話が鳴った。

祖父はしばらく口ごもったあと、ついに腹を括って舞を褒めた。「俺は昔から白石家の連中が気に入らなかった!それなのに京介の母親ときたら、どうしようもない価値観でわざわざ付き合おうとするんだから」

舞はこれで、昼間の出来事が広く知れ渡っていると察した。

彼女は苦笑しつつも、どこか心が温かくなった。周防祖父は、本当に自分に
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良香
金を無心する癖に、正当な夫人に対する態度も取れず、わきまえないお前が良い父親になぞなれる訳なかろうが。己を知れ。痴れ者が。
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