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第7話

Author: ぶた沼おかわり
「安奈がもう少し大きくなったら、3人であちこち旅行に行こう。かわいい服もいっぱい着せて、写真もたくさん撮ってさ……」

悠は安奈とのこれからを思い描き、父親らしい優しい表情を浮かべていた。

私はうつむいて指先をいじりながら、気のない返事をした。

「安奈の父親なんだから、好きにしたらいいよ」

悠も私のそっけない態度に気づいたようだった。

「夏帆……俺にはもう、償う機会もくれないのか?

ヨーロッパに行ったのは、本当に仕事のためだったんだ。美里についていったわけじゃない。出産のときに電話に出られなかったのも、スマホを盗まれたからなんだ。早産するってわかってたら、絶対に行かなかった。

本当に申し訳ないと思ってる。あのときのことは、今でも後悔してるんだ」

悠は真剣に話していて、嘘をついているようには思えなかった。

それでも、私は首を横に振った。

「でも、今さらそう言われても、もう遅いよ。起きてしまったことは変えられないし、私が傷ついたことも、なかったことにはできないから。

だから、もう離婚しよう。

悠だって、私のこと好きじゃないんでしょ?だったら早く別れたほうがいいよ。この
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