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アイツの逆襲

Author: 古紫汐桜
last update publish date: 2026-03-10 19:00:00

小田切は

「じゃあ、行くか!」

そう言って私の隣に並んだ。

「私より三島君にお店を案内しなさいよ」

そう言うと、小田切は

「あぁ、そっか」

と言いながら彼に視線を向けた。

「じゃあ、行きますか」

三人で歩き出したが、彼は口数が少なく、店へ向かう道中も小田切の話に相槌を打つくらいだった。

営業所時代によく通った店に入ると、

「おぉ!彩花ちゃん、いらっしゃい」

マスターが声を掛けてくれた。

奥のテーブルに通され、今回の件について小田切の愚痴を聞いていると、途中で小田切に電話が入った。

「悪い、ちょっと外すわ!」

そう言って小田切が席を立つと、店内には二人だけの重い沈黙が流れた。

小田切の隣に座っていた彼が、ぽつりと口を開く。

「仲良いんですね」

「え?小田切?同期だからね」

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