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第5話(33)

مؤلف: 北川とも
last update تاريخ النشر: 2025-11-15 11:00:30

 舐められ、たっぷり唾液で湿らされてから、三田村の指がゆっくりと内奥に挿入される。愛撫で蕩けさせられたその場所は、嬉々として指を締め付け、和彦のその反応に応えるように、三田村の指が内奥の粘膜と襞を擦り上げる。

「はあっ……、あっ、はっ……、んああっ」

 和彦の内奥を解しながら、三田村は片手でワイシャツのボタンを外し、スラックスの前を寛げる。

 三田村の準備が整うと、和彦は両腕を伸ばして求めていた。

「んうっ――」

 熱く滾った三田村のものが、ぐっと内奥に押し込まれる。和彦は苦しさに小さく喘ぎながら、三田村の肩に額をすり寄せる。一方で、もどかしい手つきで三田村のワイシャツを脱がせていく。

 思った通り、三田村も刺青を入れていた。ただ、賢吾とは違い、肩や腕、腿にかかるほど大きなものではなく、背一面にのみ彫られているものだ。

 どんな刺青なのか早く見たいと思いながら、刺青を入れた人間特有の、少しざらついた肌をてのひらで撫でる。その感触に促されるように、三田村のものが力強く内奥に捩じ込まれた。

「ああっ、あっ
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  • 血と束縛と   第15話(12)

     意味ありげに千尋がニヤニヤと笑い、指を一本ずつ折ってみせる。和彦は遠慮なく、千尋の足を踏んづけてやった。そのまま歩き出したが、千尋は慌ててあとを追いかけてきて、あっという間に和彦の手から荷物を取り上げた。 そんな千尋を横目でちらりと見てから、和彦は口元に笑みを刻む。 今日は、アクセサリーショップだけでなく、行く先々の空気が浮ついているようだった。その空気に感化されたように、千尋だけでなく、実は和彦も浮かれている。本当に、今日という日を楽しみにしていたのだ。「先生、朝から機嫌いいよね」 エスカレーターで下の階に向かっていると、先に立った千尋

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    last updateآخر تحديث : 2026-03-31
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    last updateآخر تحديث : 2026-03-31
  • 血と束縛と   第15話(11)

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