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第5話(32)

Author: 北川とも
last update publish date: 2025-11-15 08:00:56

「ああっ」

 両足を抱えられ、左右に開かれる。そこに三田村の頭が潜り込み、和彦のものはあっという間に熱く湿った粘膜に包まれた。

 きつく吸引され、濡れた舌が絡みつく。むしゃぶりつくという表現が頭に浮かぶほど、三田村の愛撫が激しくなる。性急な愛撫に否応なく官能を高められながら和彦は、体で感じるだけでなく、こんなにも求められていたのだと、心でも悦びを感じていた。

「ふっ……、あっ、あっ、んあぁっ……」

 身をしならせながら和彦は、自ら愛撫を求めるように三田村の髪に指を差し込む。すると三田村が、一度和彦のものを口腔から出し、打って変わった丁寧さで和彦のものに舌を這わせ始める。

 頭を緩く左右に振りながら、和彦は声を上げる。透明なしずくが滲み始めた先端に唇が押し当てられ、微かに濡れた音を立てながら何度も吸われると、ビクビクと腰が震えてしまう。そしてまた、口腔深くに呑み込まれていた。

「はあっ……、は、あぁ……、い、い。気持ち、いい――」

 三田村の口腔によって、和彦の欲望は高められ、悦びのしずくを滴らせ、溶かされる。括
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