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第176話

Penulis: ドドポ
澪は深呼吸をして会議室に入った。

洵はすでに座っており、弁護団は彼の背後に控えていた。

「夏目様、こちらが篠原社長の用意された離婚協議書です」

弁護団を率いる首席の周防海斗(すおう かいと)弁護士が、一束の書類を澪の前に滑らせた。

一通どころではない。分厚い束だった。

以前、義父の業が用意したものより遥かに分厚い。

嫌な予感がした。

澪は眉をひそめながらその書類を手に取り、最初の一文字から真剣に読み始めた。

会議室は静まり返っていた。

洵は急かすことなく、澪が読み終えるのを辛抱強く待っていた。その美しい唇には微かな変化も見られなかった。

一時間近くかけて、澪はようやく読み終えた。

「どうだ?問題なければサインしろ」

澪が書類を置くと、洵は静かに言った。

だが澪の心は嵐のように荒れ狂っていた。

顔色は青ざめ、歯を食いしばり、洵を睨みつけた。

洵は離婚に同意した。

この離婚協議書にも、すでに彼の署名がある。

だが、この協議書の内容によれば、澪は洵に六千億円の慰謝料を支払わなければならないことになっていた。

澪は怒りを通り越して笑い出しそうになった。

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Komen (2)
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中村 由美
洵のお祖父さんに頼めないの?
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森の魔女
合法的じゃないよ!浮気してるんだから裁判したら、慰謝料もらえないの?知らんけどww。
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