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第5話

Penulis: 心優(mihiro)
last update Terakhir Diperbarui: 2025-12-04 06:00:00

「でも〜」

「ん?」

「もう一度やり直してね! プロポーズ」と言うと、

「え〜〜」と苦笑いをしている。

「だって、友達にプロポーズは? って聞かれて何て言うの?」

「ベッドで全裸で!」と笑っている。

「ふふふふ、でしょう? イヤよ」

「ハハハハッ、事実だし」と、笑っている。

「そうだけど〜」

「で? 綾! 俺と結婚してくれる?」と、もう一度聞かれた。

そう言えば、まだ返事をしていなかった。

「うん! する! しよう! こちらこそ、よろしくお願いします」と言った。

「やった〜!」と、ぎゅっと抱きしめられる。

そして、いつものように、優しいキスをした。

止まらない……

──え? また?

と思ったが……

「今度は、優しくね」と言うと、

「うん……」と、

そして、もう一度、今度は優しく抱かれた。

でも、やっぱり私は、さっきのことが少し気になっていた。

2人でお風呂に入って、

これから先の具体的な話をした。

「ご挨拶に行かなきゃな」と智之が言う。

「うん。1回では許可が出ないかもよ〜」と私が言うと、

「そっか、何度でも認めてもらうまで、頑張るよ」

「うん、頑張って」と笑い合う。

そして、そのまま泊まりたかったが、当然前もって女友達の名前を使って、偽装工作をしていなかったので、今日は帰ることにした。

もう一度玄関でキスをして、一緒に部屋を出た。

そして、又自然に手を繋いで駅まで送ってもらった。

私の家は智之と同じ路線で、この駅から5駅だから1人で帰れる。

なのに、

「大丈夫?」と心配してくれる優男だ。

「うん。大丈夫! また、明日ね」と言うと、

「おお、車で迎えに行く」と。

「うん、ありがとう」

智之は、少し前に車を買ったばかりだ。

今日は、焼肉だったから、2人共ビールを飲んだので、電車があるうちに帰ることにしていた。

なのに、「やっぱり綾の駅まで送って行く」と、

一緒に電車に乗ってくれて、私の最寄り駅まで送ってくれた。

──やっぱり、そういうところ、本当に優しい

そして、私の家の最寄り駅まで送ってもらって、

「ココからは大丈夫?」と又心配そうに言う。

「大丈夫だよ」と笑顔で言ったのに、

「やっぱり、家の近くまで行く」と、結局改札を出て、家まで一緒に歩いてくれた。

駅からは徒歩5分。今は、11時前。

私にしては遅くなったが、街灯もあるので明るい。

我が家の門限は、一応11時と勝手に設定。

そうしないと、9時とかって父に言われ兼ねないのだ。

家の近くまで送ってくれる智之に、

「過保護だね〜」と私が言うと、

「うん、過保護だよ〜綾に何かあったら大変だから」と、とても心配してくれる。

「ふふ、ありがとう」

家の近くまで帰って来た。

周りをキョロキョロ見回して、誰も来ないのを確かめてから、ぎゅっと抱きしめてくれた。

「じゃあな」

「うん、ありがとうね」と言うと、もう一度キョロキョロして、私の顔を両手でガッツリ持って、やっぱりキスをした。

「「ふふ」」

思わず笑い合った。

「じゃあ、気をつけて帰ってね」と言うと、

「うん、綾も」と言う。

「ふふ、私は、あと30秒程だから大丈夫よ」

「おお、気をつけろよ」と笑っている。

「ふふ、ありがとう」と手を振りながらゆっくり歩き出す。

『見てるから、早く入れ』と言わんばかりに家の方を指差し、ジッと見ながら手を振ってくれている。

最後にもう一度手を振って門の中へと入った。

その後、智之が帰ったか確認して、見えなくなるまで後ろ姿を見てから、家の中に入った。

そして、すぐに

〈ありがとう。気をつけてね〉と、メッセージを送った。

〈おお、また明日な〉とすぐに返って来た。

バイバイするこの時に、

──あ〜早く一緒に住みたいな〜ずっと一緒に居たい!

と思ってしまうのだ。別々の家に帰る時が1番切ない。

でも……もうプロポーズを受けたんだから、と今日は、ニヤニヤが止まらない。

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