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第11話

Penulis: 浪川
病室にいたのは、如月家の人間ではなかった。彼女の叔母の野村由美(のむら ゆみ)だ。

目を覚ました彼女を見て、由美は安堵の声を上げた。

「莉奈、やっと目が覚めたのね」

莉奈は眉をひそめ、無意識に体を起こそうとしたが、下腹部を引き裂かれるような激痛に襲われた。

不吉な予感が脳裏をよぎる。彼女は顔面蒼白で尋ねた。

「叔母さん……赤ちゃんは?」

その姿を見て、由美は不憫そうに言葉を濁した。

「莉奈はまだ若いんだから。子供なら、またすぐに授かるわよ。今は体を治すことが一番大事だから……ね?」

莉奈は嗚咽を漏らした。

終わった。何もかも終わってしまった!

不意に、あることが頭をよぎる。彼女は慌てて由美の手を掴んだ。

「如月家の人は?来てくれた?」

由美が頷くのを見て、少しだけ心が安らぐ。

「じゃあ、彼らはどこ?蓮司は?」

姪の必死な様子に、由美は胸を痛めた。医者から告げられた残酷な事実を思い出し、表情を曇らせる。

莉奈は由美の躊躇いを察し、気丈に振る舞った。

「叔母さん、本当のことを言って。私なら大丈夫だから」

それを聞き、由美は隠すのを諦めた。一枚のキャッシュカ
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