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第1056話

Penulis: 小春日和
「俺が捕まるのを怖がってるとでも?」立花は腕を引き抜こうとしたが、真奈は頑として離さなかった。

ついに立花は堪えきれず、低く吐き捨てるように言った。「もういい!行かない!」

警察はもう目前まで来ている。この状況で逃げても無駄だ。

再び惨めな姿で捕まるわけにはいかない。

立花が動かないのを見て、真奈はようやく手を放し、にっこり笑って言った。「立花社長、ご理解に感謝するわ」

藤木署長は今回、自ら指揮を執った。ほどなくして武力制圧が始まり、六人はどれほど腕が立とうと、警察の前では成す術もなく、すぐに全員がパトカーへと押し込まれた。

立花のところへ来たとき、藤木署長は思わず真奈に視線を向け、立花を指さして言った。「立花社長は……?」

真奈は言った。「立花社長は今回の証人よ。ご自身の潔白を証明するために、わざわざ海城の警察に協力してくれたの。藤木署長、感動しないの?」

「いやあ、ありがたい!本当にありがとうございます、立花社長!」

藤木署長は深々と頭を下げ、心からの礼を示した。だがすぐに、少しばかり困ったような顔をして続けた。「ただ、立花社長は証人という立場ですので、申し訳あり
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