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第1386話

Author: 小春日和
立花の一撃は銃を奪うに至らなかった。傍らの馬場が連携して再度動こうとした矢先、乾いた銃声が響き渡った。

真奈は痛みに悶絶し、うめき声を漏らした。

肩から血が流れ出し、真奈の顔色は瞬く間に青白くになった。激痛で額には玉のような汗が浮かんでいる。

動こうとしていた立花の体は、その場で硬直した。

黒澤の表情はひどく険しく、すでに銃口は福本信広の後頭部に向けられていた。だが福本信広は背を向けたまま、微塵も動揺した様子がない。

「黒澤、よく考えろ。次は……肩じゃ済まないぞ」

福本信広の一言に、黒澤の手がかすかに震えた。

先ほど福本信広の腕前は皆が見ていた。一撃で決められなければ、次に撃ち抜かれるのは真奈の肩ではない。

これらの考えが脳裏をかすめたが、気がついた時には、福本信広はすでに真奈を人質に連れ去っていた。

「黒澤!黒澤!」

傍らで伊藤が黒澤を激しく揺さぶり続けた。「何とかしろよ!考えろ!」

「遼介、やめて」

「彼らには私を生かしておく利用価値がある。すぐには殺さないわ」

真奈の言葉が脳内で繰り返し響く。そして最後に、彼女が自分に向けたあの眼差しが蘇った。

冷静に
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