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第351話

Author: 小春日和
佐藤茂はボディーガードに目配せをし、ボディーガードはすぐに真奈の前へ歩み寄った。「瀬川さん、外でお待ちください」

「……はい」

真奈は少し不安そうに佐藤茂を見つめ、それから部屋を出た。扉を閉めたあとで、そばにいたボディーガードに尋ねた。「旦那様の喘息って、ひどいの?」

「喘息?」

「ええ、さっきの……喘息じゃなかったの?」

「旦那様はよく咳で血を吐かれますし、呼吸が苦しくなることもありますが、喘息と診断されたことはありません」

「喘息じゃないの?」

真奈は一瞬言葉を失い、さっき自分が部屋の中であたふたしていた間、佐藤茂がずっと言いたげにしていた表情を思い出した。

我に返った真奈は言った。「じゃあ……じゃあ喘息じゃないのに、喘息の薬を飲んだらどうなるの?」

「え?」

ボディーガードがまだ反応していないうちに、真奈の視線は部屋の中の佐藤茂に向けられた。

佐藤茂は、医師の質問に一つずつ丁寧に答えながら、相変わらず落ち着き払った様子だった。

医師の診察が終わるのを待ってから、真奈は部屋に入り、問いかけた。

「誰がそんなことを教えたのですか?」

佐藤茂の質問に対して、
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Comments (1)
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良香
次から次へと・・・なんで真奈ちゃんを取り巻く男達はみんな厄介な実力者ばかりなんだ!!!って署長思ってそう。 もしかして、真奈ちゃんってこの世界で一番敵に回しちゃいけない女性なのかも笑
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