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第 40 話

Auteur: スイカのキノコ
尚吾は真依の声に気づくと、ちらりとそちらに目をやり、薄い唇をわずかに引き結び、数秒の間を置いてから口を開いた。「さっき、おばあさんの寝室のベッドに布団が二枚あるのを見た。たぶん寒かったんだろう。取りに行ったら?」

真依は少し考え込んでから、小さく首を振った。「大丈夫」

もし本当に寒かったのなら、祖母の布団を取るわけにはいかない。

けれど、もしもおばあさんが何か気づいた上で用意していたのなら、それを取りに行くなんて、まるで自ら何か隠していることがあると言っているようなものだ。

どうしようかと悩んでいると、尚吾がベッドの中で少し身体をずらし、彼女側にスペースを空けた。まるで最初からすべてを分かって
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