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第6話

مؤلف: ななっち
ノルウェー、トロムソ。

北極圏のさらに北、約300キロの町。

飛行機が降りるころ、窓の外は雪で白く埋まっていた。

けれど、ここの雪はあの山の雪とは違っていた。

コテージの屋根にふんわり積もっていて、厚い毛布をかけたみたいに見える。

蓮は小さなコテージを2軒借りていた。細い道を挟んだ向かい同士で、どちらからもフィヨルドの入り江が見えた。

彼はこちらのコテージに入ってくることも、必要以上に近づくこともしなかった。

毎朝、朝食を私のドアの前に置き、2回ノックするとすぐ戻っていく。

私は彼に聞いた。

「仕事はしなくていいんですか?」

「休暇中だ。冬は毎年、1か月休む」

「毎年ここへ来るんですか?」

「ああ。静かでいい」

蓮は、そういう人だった。

余計なことは言わないし、余計なこともしない。

ただ近くにいるだけで、不思議と落ち着く人だった。

最初の数日、私は何もする気になれなかった。

コテージのカーペットの上で毛布にくるまり、窓の外に雪が降り積もっていくのを眺めていた。

体はまだ回復の途中だった。

凍傷を負った指先は、ときどき針で刺すように痛んだ。

左足の
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