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第8話

مؤلف: 秋月静葉
紬希が怪我をして以来、凌也は一度も彼女に会うことができなかった。

何度電話をかけても、何通メッセージを送っても、紬希は「治療に専念したい」と理由をつけて、決して会おうとはしなかった。

最近の紬希は、どこか変わってしまった気がする。

彼女は以前のように凌也に甘えることもなく、いつも心待ちにしていたはずの結婚式にも、まるで興味がないようだった。

凌也が結婚式の準備についてどんな連絡をしても、返ってくるのは【任せる】の一言だけ。

ここしばらく色々なことがありすぎて、彼女もきっと変わってしまったのだろう――凌也はそう思った。

だが、結婚式さえ無事に終わればいい。玲奈が深見家の後継者となれば、彼の目的も果たせる。

結婚式当日、凌也は意気揚々と式場に向かった。

会場は祝福ムードに包まれ、ホテルのロビーには巨大なウェディングフォトが誇らしげに掲げられている。

篠原家は有数の医師一族。その長男の結婚式とあって、準備も一流だった。

しかも、相手は名門の深見家の長女だ。

司会やスタッフは皆、慌ただしくも手際よく式の準備を進めている。

凌也はオーダーメイドのタキシードに身を包み、ホテ
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