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第17話

Author: 鳳小安
「もっと飲むー!次、行こー!」

未玖は自分を支えているのが真夢だと思い込んで、ふにゃふにゃとだらしなく笑いかけた。

「まだ帰りたくない!まだまーだ飲み足りないわ!」

「飲めもしないのに無理をして」

譲は真っ赤に火照った彼女の顔を見つめ、少しの嫉妬を込めて呟いた。

「あの男のためか?」

彼女を支えて店を出ようと階下へ降りたところで、警察署から出てきたばかりの海斗と鉢合わせた。

瀬戸家の人々が連絡を受けて、海斗が逮捕されたことを知り、裏から手を回して留置所から出た。

釈放されるや否や、海斗は未玖の行方を探した。

彼女がこのバーにいると突き止め、即座に駆けつけたのだ。

だが、そこで彼が目にしたのは、未玖が見知らぬ男の胸に寄りかかっている姿だった。

しかも相当酔っているらしく、意識も朦朧としている。

「未玖、どうしてこんなになるまで飲んだんだ!」

海斗が手を伸ばし、未玖を自分の胸元に引き戻そうとした。

譲の眼差しが一瞬で冷徹になり、片手でそれを制止する。

「何をするつもりだ?」

「何をするだと?それはこっちの台詞だ」

海斗の声は凍てつくように冷たい。

「彼女
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