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if11. なんちゃって勇者

Auteur: 霞花怜
last update Date de publication: 2026-09-20 19:49:33

 ヘルクラインの攻撃を阻止しようと、ガイルが剣で応戦している。

 光に目を焼かれては再生し、攻撃を繰り返している。

「おのれ、魔王。攻撃を受けても再生させることで何度でも戦わせる兵隊を作っているのか。何とむごい仕打ちを」

 魔王がガイルに付けた魔印は淫紋なので、エロいこと大好きな戦士になっただけなのだが。むしろ治癒魔法は魔族のデカちんぽを突っ込まれても腸が破れないようにガイル自身が使っているだけだと思う。

(攻撃しているの自分なのに、魔王が悪いことしてるみたいな言い方、ゾクゾクするなぁ。ああいう勘違い正義の味方、奴隷で欲しいな)

「兄上! 俺たちはもはや半魔だ。人ではない。魔王様を討とうというなら、俺も引かない! 今の俺にとってランドール様のちんぽが総てだ!」

 言い回しはとても格好良いのに、残念だなと魔王は思った。

「そうか……。ならば、私も迷うまい。お前たちは二人とも、人間の敵、魔族と同じだ! 討ち取り、母国にその首を持ち返ろうぞ!」

 ヘル

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  • 魔王様は氷の微笑に逆らえない   if13. 元勇者の告白

    「では、あの、魔王様。血の結晶を、いただきたいです」 シャムルが今更、もじもじしている。「そういえばさ、シャムルは最初から魔王に会いに来たの? 倒す気で来てないよね?」 最初から手抜きで捕まって、魔印を付けられ、魔力が薄まっても抵抗しなかった。 むしろ自分から心臓を喰ってくれと願い出るくらいだ。 何でだろうと疑問に思った。「私は……、魔王様が初恋でしたので」「え?」 聞いていた魔王だけでなく、ヘルに突っ込んでいたランドールも動きを止めた。 シャムルが照れた顔で話し始めた。「まだ幼い子供だった頃、リンデル王国の辺境が魔族に襲われた時、避暑でたまたま訪れていた私は、あの場所で初めて魔王様のお姿を拝見したのです」「そう……なの?」 辺境や田舎など、リンデル王国に限らず色んな国で襲っているから覚えていない。「魔王様はとても素敵でした。圧倒的な力で人間をゴミのように殺し、魔族たちに分け与えた。その場で貪る魔族に餌を与えるだけでなく、国元の民のために大勢の人間を生きたまま捕縛して持ち返った。率先して戦う姿はまさに王と呼ぶに相応しい。私は、一目惚れでした」「一目惚れ……」 呆気に取られて呟いてしまった。 その場で喰わなかったのは、多分お腹が空いていなかったからだし、ある程度纏めて餌を調達しないと、もう一回行くのが面倒だからだ。(惚れられるようなこと、してないなぁ) しかもシャムルは人間だから、魔王の脅威に怯える場面だと思う。「私は昔から、人間の価値観がわからない。血筋の何が尊いのか、誇りの何が大事なのか。殺していい人間と殺してはいけない人間の判断基準が理解できない。下賤な人間なら殺してもいい、生贄は尊いと平然とする王族の感覚がわからない。私の周りの人間は誰一人、私が求める答えを出せませんでした」 シャムルが魔王を見上げた。 恋する乙女のようなピュアな瞳が魔王を見詰める。「魔王様

  • 魔王様は氷の微笑に逆らえない   if12.アナル堕ち

    「魔王様、私の、心臓を……」 腕の中のシャムルが目を開けた。「おっと、そうだった。じゃぁ、シャムルの心臓、喰うね」 頷いたシャムルの胸に手を突っ込む。 握った心臓を胸から引き摺り出す。飛び散った血がシャムルの体を真っ赤に染めて床まで流れ落ちた。 流れる血を、ぺろりと舐め挙げる。「ぁぁ、美味い……」 血を啜り、心臓を強く食んでじゅるじゅると血を吸い上げ、飲み込む。 丸呑みにして、魔王はじっくりと腹に収まったシャムルの心臓を味わった。「今まで喰った心臓の中で、一番かも。魔力も芳醇で、血が悪魔的に甘い」 半目を開いて息を止めてるシャムルの胸に手を翳す。 魔族の核を埋め込んで、傷口を塞ぐ。血を吐いて汚れたシャムルの唇を舐めて、口づける。舌を差し込んで魔王の魔力を流し込んだ。 シャムルの体がビクンとしなって、息を吹き返した。「……羽、生えませんね」 自分の姿を眺めたシャムルが不満げに零した。「でも、角が生えたよ。魔王とお揃い」 シャムルの頭には羊のような角が二本、生えていた。「魔王様とお揃いなら、羽より嬉しいです」 抱き付いて喜ぶシャムルの頭を撫でる。「後はコレ、血の結晶をあげるよ」 真っ赤なひし形の宝石を、シャムルに見せ付ける。「しかし、私はヘルクラインの心臓を喰っておりませんが。よろしいのでしょうか?」 シャムルがヘルクラインの心臓を喰うより、ヘルクラインにシャムルを殺させた方が面白そうだから作戦変更したのだが。「んー、それなんだけどさぁ。奴隷にするなら心臓あった方が長持ちするんだよね。シャムルみたいに魔族の核をあげるなら、ない方がいいんだけど」 ヘルクラインを振り返る。 触手に尻穴を掘られて、腰ヘコしながらオホ顔している。「ヘル兄様、楽しそうだなぁ」 ガイルが嬉しそうに笑っている。

  • 魔王様は氷の微笑に逆らえない   if11. なんちゃって勇者

     ヘルクラインの攻撃を阻止しようと、ガイルが剣で応戦している。 光に目を焼かれては再生し、攻撃を繰り返している。「おのれ、魔王。攻撃を受けても再生させることで何度でも戦わせる兵隊を作っているのか。何とむごい仕打ちを」 魔王がガイルに付けた魔印は淫紋なので、エロいこと大好きな戦士になっただけなのだが。むしろ治癒魔法は魔族のデカちんぽを突っ込まれても腸が破れないようにガイル自身が使っているだけだと思う。(攻撃しているの自分なのに、魔王が悪いことしてるみたいな言い方、ゾクゾクするなぁ。ああいう勘違い正義の味方、奴隷で欲しいな)「兄上! 俺たちはもはや半魔だ。人ではない。魔王様を討とうというなら、俺も引かない! 今の俺にとってランドール様のちんぽが総てだ!」 言い回しはとても格好良いのに、残念だなと魔王は思った。「そうか……。ならば、私も迷うまい。お前たちは二人とも、人間の敵、魔族と同じだ! 討ち取り、母国にその首を持ち返ろうぞ!」 ヘルクラインの目から涙が流れた。 魔王はびっくりした。(ガイルの、あのセリフで泣けるの? 違うな、自分の台詞に酔って泣いたのか。自己完結型か) 大切な弟たちを魔族に凌辱され、救えずに殺さねばならない自分の立場に泣いたのだ。なんという劇場型の性格だろう。 益々、欲しくなる。 魔王は面白い遊びを思い付いた。「シャムル、もっと面白い方法がある。耳を貸せ」 シャムルに耳打ちする。 口元に薄い氷のような微笑が乗った。「総ては魔王様の御心のままに。私の命は魔王様のモノです」 シャムルが魔王に小さく礼をする。「殺しちゃダメだよ。アレも玩具にするから」「御意に」 短く返事を返すと、シャムルがヘルクラインに向かって走り込んだ。 手に氷結魔法を展開すると、小さな氷を何個も投げつける。「シャムル、お前まで本気で私に牙をむくのか」 じりっと、ヘルクラインが後ろに下がった。 

  • 魔王様は氷の微笑に逆らえない   if10. 光の魔法剣士

     そんなわけで、元勇者と元戦士の兄である第一皇子が乗り込んで来た。 予定通り、仲間と分断してヘルクラインだけを玉座の間に誘導した。 ガイルたちの時のように触手で拘束しようとしたのだが、光魔法で魔力を浄化されてしまい、なかなか捕縛できない。「ふぅむ。光の加護かぁ。なかなか強いね」 直接攻撃を仕掛けるランドールも、ヘルクラインが使う光の剣に梃子摺っている。 (これくらい頑張ってくれると、多少は勇者と戦った感があって、いい運動だから、良いんだけど) 魔王は隣に立つシャムルをちらりと確認した。 シャムルは色のない目で兄が立ち回るのを眺めている。その目はとても詰まらなそうだ。(シャムルの本音は、まだよくわからないなぁ) 魔王はガイルに剣を投げて渡した。「ガイル、侵入者を殺せ」 剣を受け取ったガイルが魔王に跪く。「魔王様の御命令通りに」 立ち上がったガイルは、何のためらいもなくヘルクラインに斬りかかった。「ガイル! 兄の顔を忘れたか! 魔王の言いなりに兄に剣を向けるなど、王族の恥だ! 我等王族は民を魔族より守るための剣だ! 目を覚ませ、ガイル!」 ヘルクラインが如何にも勇者様な台詞を吐いている。「無駄だ。魔印は死ぬまで消えぬ。ガイルは今や、魔王のために命を捨てる奴隷よ」 魔王の言葉にヘルクラインが顔を顰めた。「ならば、この兄がお前に引導を渡してやろう。これ以上、生き恥を晒さぬよう、お前の王族の誇りは私が守ってやる」 ヘルクラインが剣を高らかと掲げた。「ヘルクライン兄上が得意とする浄化魔法です。光魔法でガイル兄様を魔印ごと浄化するつもりなのでしょう」 シャムルが淡々と話す。苦々しくも聞こえた。「お兄ちゃんなのに、助けてあげないんだ? 堕ちたら即殺害って判断、魔王は嫌いじゃないけど」「助けているつもりなのです。王族としてこれ以上生き恥を晒さぬよう、ガイルと私を殺して、誇りを守ったという自己満足です。その後で、助けられな

  • 魔王様は氷の微笑に逆らえない   if9. お兄ちゃんが来た

     そんなこんなで、楽しい日々を過ごしていた魔王だったが。 来客はまたも突然にやってきた。「魔王様ぁ、またどっかの勇者パーティ来てるぜ」 ランドールが報告にやってきた。 首輪に鎖を付けたガイルを犬のように連れている。 元戦士は筋肉が衰えることなく、屈強な身体のままだ。 性玩具にした魔法使いは、あっという間に壊れたので、餌に回した。 今は玩具がいないから、ガイルを時々、魔王軍の皆の玩具にしている。 頑丈な戦士は、どれだけ回されても壊れない。輪姦用には良い性玩具だ。「シャムルたちが来たばかりなのに、頻繁だねぇ。何処の国の子かなぁ」 魔王は魔鏡を開いた。 三人組のパーティだが、魔王城まで来られたのだから、強いのだろう。 如何にも勇者です、といわんばかりの端正な顔の青年が、先頭を歩いていた。「兄上……」 魔王の腰に巻き付いてちんぽに頬擦りしていたシャムルが呟いた。「シャムルのお兄さん? じゃぁ、シャムルとガイルのお兄さん?」 魔王の問いかけに、シャムルの頷いた。「リンデル王国の嫡男、時期国王候補と名高い王国最強の魔法剣士、ヘルクライン兄様です。正義感が強く悪を見過ごさない強さを持った人だから、私たちを連れ戻しに来たのでしょう」 魔鏡の中の兄を眺めるシャムルの目は冷めている。 魔印のせいではなさそうだなと、魔王は思った。「そっかぁ、心強そうな顔しているよねぇ」 心、というか、自分の価値観に自信を持っていそうな顔だ。「とても強いですよ。……鬱陶しいほどに」 シャムルの乾いた声には感情すら無い。(魔印の縛りで淫欲以外の感情は、絞られているはずなんだけどなぁ) 魔王は隣のガイルを眺めた。 ガイルは魔鏡には目もくれずに、ランドールの股間に顔を埋めて、ちんぽをしゃぶることに夢中になっている。 ガイルの首には魔印が一本、付いている。

  • 魔王様は氷の微笑に逆らえない   if8. 楽しい毎日

     魔国は常に闇に覆われている。  とはいえ、朝がないわけではない。 太陽がないから陽は昇らないが、濃い闇がちょっとだけ薄まって明るくなる。「おはようございます、魔王様。今日も雄々しくご立派です」 シャムルが恍惚の表情で、玉座に座る魔王に頬擦りする。 正確には玉座に座る魔王の股間に頬擦りしていた。 魔王というか、魔王のちんぽに挨拶している感じだ。「シャムルは魔王のちんぽ、好きだよね。スリスリ気持ちいいから、良いけど」 毎朝、股間に頬擦りして挨拶する姿は犬みたいで可愛い。  頭をなでてやると、シャムルが嬉しそうな顔で、魔王のちんぽに舌を這わせた。「はい、大好きでございます。離れたくない程に」 勃起したちんぽの先をアムアムはみながら答える。 実際、夜も一緒に寝ているから離れている時間はほとんどない。(随分、懐いたなぁ。魔印二本つけただけなんだけど)「魔王様~、おはようございま~す」 羽をパタつかせて、フィオナが部屋に飛び込んで来た。 つい最近まで賢者だった子だ。 魔王の魔力が馴染んで、すっかり魔族っぽくなった。「おはよう、フィオナ。今日も元気だね」 抱き付いて来たフィオナの股間を撫でてやると、あっさり勃起した。 フィオナの顔が悦って蕩ける。 その姿を、シャムルが不満そうに見上げた。「何故、フィオナは魔族で私は半魔なのですか」 魔王は首を傾げた。「フィオナは魔族じゃないよ。魔王の魔力で魔族っぽくなってるだけ。シャムルと変わらないよ」 見た目は羽とか生えてるし、飛べるし、魔族と変わらないだろうが。 「どうしたら私も魔族になれるのでしょうか」 玉座に昇って魔王の上に座ると、股間を押し付ける。 勃起したちんぽが擦れ合って気持ちがいい。「魔族になりたいの? 飛びたいの?」「中途半端に人間のままでは、魔王様のお役に立てません」 腰

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