深夜2時を回っていた。 1号室のベッドで、水琴は目を覚ました。 体中が重く、筋肉が悲鳴を上げている。 ここ数日、ユニットごとの自主練が連日続いていた。 2日後にプロデューサー・炎が課題曲の進捗を見に来るというプレッシャーのせいで、誰もが自由時間を削って練習に没頭していた。 水琴も例外ではなかった。 だけど、体は疲れ切っているのに、頭の中はぐちゃぐちゃだった。 (颯馬くん……) 最近、颯馬の存在が水琴の中で大きくなりすぎている。 颯馬のことを思うだけで胸がざわつく。 「……はぁ」 水琴は小さく息を吐き、カーテンをそっと開けてベッドから降りた。 他のメンバーは深い寝息を立てている。 トイレに向かう足取りは重く、しかし下半身の疼きだけははっきりしていた。 個室に入り、鍵を閉める。 カメラのないこの空間で、水琴は壁に背中を預け、ズボンを下ろした。 すでに硬くなった性器を手に取り、ゆっくりと扱き始める。 「ん……っ」 指を動かすたび、甘い痺れが広がる。 しかし、なかなかイケない。 水琴は唇を噛み、動きを速めた。 親指で先端を刺激し、根元を強く握る。 それでも、絶頂には届かない。体のもっと奥が疼いてやまない。
Magbasa pa