意外に思うかもしれないが、僕が一番魅かれている説はシャイガイが実はキノコ族の亜種、つまりトード系の分岐だというものだ。初出の'スーパーマリオUSA'で見せたあの単純な丸い体つきと、頭のシルエットはトードを連想させる。色違いのバリエーションも多く、トード族が進化や地域適応で多様化した結果と考えれば辻褄が合う場面が多い。
自分の観察では、シャイガイの行動パターンがトードの生活様式と似ていることに注目している。
平穏な村生活から敵対行為まで、コミュニティ単位で動く点や商売をする個体の存在など、集合的な文化性が感じられる。マスクで表情を隠しているため見た目の差は大きいが、内部に同種の生態学的繋がりがあるという見方は説得力があると思う。こうして見ると、赤や青のシャイガイがただの色替え以上の意味を持つ可能性があると感じるよ。