愛は流星のように、銀河へと消えていく
父の親友の弟、名目上は「叔父」と呼ばれる荻原宗太(おぎわら しゅうた)と、六年間も秘密の関係を続けていた。
彼と最も激しく求め合っている最中、電話が鳴った。
海外にいる父からだった。
「お前、いつになったら海外に行って柴崎家と結婚するつもりだ?今のお前の評判じゃ、もらってくれるだけでありがたいと思え」
その言葉を耳にした宗太は、動きをいっそう荒くした。
和沙の身体は打ちつけられ、声を抑えるのがやっとだった。
彼女は唇を噛みしめ、必死に声を漏らさないようにして、電話の向こうに慌てて言った。
「お父さん、それ全部デマよ。柴崎家の息子なんて知らないし、その結婚、私はしない」
電話を切った瞬間、息をつく暇もなく、彼女は体ごと裏返され、再び彼の下に押し倒された。
宗太は耳元に噛みつくように囁いた。「和沙、他の男と結婚してみろ、許さない」
そう言いながら、彼は躊躇なく彼女の中にすべてを解き放った。まるで罰のように、痕跡を残した。