フィルター条件
ステータスを更新中
全て進行中完了
並べ替え
全て人気のあるおすすめ評価更新
十年前に戻った妻は初恋を選び、すべてを失った

十年前に戻った妻は初恋を選び、すべてを失った

初恋が死んだと知った妻の成瀬美咲(なるせ みさき)は、新婚旅行中のクルーズ船から身を投げ、この世を去った。 そのときになって、ようやく俺は知った。 彼女は一度も、水沢奏太(みずさわ そうた)のことを忘れていなかったのだと。 少女の頃に戻った彼女は、迷いなく俺の手を振りほどき、初恋のもとへ駆けていった。 俺は二人の背中を見送って、そのまま背を向けた。 それから先、俺たちの人生が交わることはなかった。 ただ並んで伸びていくだけの、交わらない二本の平行線になった。 十年後、海市のパーティーで俺たちは再会した。 彼女はすでに社交界の新たな寵児となっていて、奏太の腕に親しげに寄り添いながら姿を見せた。 俺が人を捜して会場に入ってきたのを見ると、彼女は思わず口を開いた。 「どうしてそこまで私に執着するの?たとえ十年待ったとしても、私はあなたを愛したりしないわ」 俺は相手にせず、隅でこっそりケーキをつまみ食いしていた息子の首根っこをつかまえた。 その瞬間、彼女ははっとしたように目を赤くして、俺の手を強くつかんだ。 「わざと私を怒らせようとしてるの?あなた、言ったじゃない。この一生、愛するのは私だけだって」
読む
本棚に追加
妻に18回も入籍をすっぽかされた俺

妻に18回も入籍をすっぽかされた俺

結婚式挙げてから3年。パイロットの妻・小林遥(こばやし はるか)は、俺・高梨蓮也(たかなし れんや)との入籍を18回もキャンセルした。 最初は、彼女の男性の後輩・九条恭弥(くじょう きょうや)のテスト飛行があると言われ、俺は役所の前で一日中待たされた。 二度目は、道中でその後輩から電話が入り、彼女は慌てて引き返し、俺を路上に置き去りにした。 それ以降、入籍の約束をするたびに、必ず彼女の後輩にトラブルが起こった。 そして、俺はついに彼女のもとを離れる決意をする。 だが、パリ行きの飛行機に乗り込んだ俺を、彼女は狂ったように追いかけてきた――
読む
本棚に追加
crisis

crisis

背中についた爪の痕が、痛いのか熱いのか── 僕に溺れている君があまりにも愛おしい── 鬼畜サイコパス教師×強がりヤンキーの恋の馴れ初め 生きるのが下手くそな、先生と芯の物語。 知る所と知らない所のすれ違いが交差して、想いは交われない。 互いに分かり合えてきたはずなのに、肝心な所を知らない。 そこへ加わる過去の異物。 誰よりも自分を知らないから行き違う想い。 相手の機微には無意識で敏感なのに。 バカと天然と鈍感は横並びで、息衝く愛を蹴落としてゆく。 ※タイトルについて *:先生視点 #:芯視点 匿名での感想やメッセージなどはコチラへ https://ofuse.me/e/32936
BL
3.1K ビュー完了
読む
本棚に追加
再会が夢ではないか

再会が夢ではないか

鈴木雫(すずき しずく)が貧民街を離れたその日、天気は晴れていた。 彼女は元の色がわからないほど汚れたリュックを背負い、洗い過ぎて色褪せた服を着て、兄の鈴木隼人(すずき はやと)の車に乗り込んだ。 雫が車に乗り込むやいなや、隼人は腐敗した匂いを嗅ぎ取り、思わず全ての窓を開け、不満げな顔でバックミラーを見た。 三年ぶりに会った雫はもはやかつての活発で明るい東都の令嬢ではなかった。今の彼女は隅っこに縮こまり、髪の毛はぼさぼさに絡み合って、一週間も洗っていないように見え、空虚で麻痺したような二つの目で、車の飾りを恐る恐る見つめていた。 「貧民街で三年過ごして、可哀想なふりまでできるようになったのか?」
読む
本棚に追加
君こそが私の光だった

君こそが私の光だった

父が死の淵で、最後に私の夫の黒木瑛太(くろき えいた)に会いたがっていた。 だが瑛太は、頑なに幼馴染の元へ行こうとした。 私は離婚を切り出して脅したが、彼は冷笑した。 「水野茜(みずの あかね)、いい加減にしろ。そんなに騒ぎたいなら、望み通りにしてやるよ」 彼は私を役所に引きずって行き、離婚届の受理証明書を顔に投げつけた。 「今度はどうやって復縁を迫ってくるか、見せてもらおうか!」 私は冷静に涙を拭い、彼の宿敵に電話をかけた。 「西園寺修(さいおんじ おさむ)、前に、私が離婚したら結婚してくれるって言ったわよね。あの話、まだ生きてる?」 「ああ、もちろんだ」
読む
本棚に追加
精神病院に五年、従順になった俺に今さら何を望む?

精神病院に五年、従順になった俺に今さら何を望む?

両親は俺を支配するため、鑑定書を偽造して「赤の他人」の烙印を押した。 姉は俺の必死の懇願を嘲笑い、精神病院という名の地獄へ突き落とした。「疫病神、死ねばいいのに」 そして最愛の婚約者は、ただ冷ややかな目を向けるだけでなく、裏から手を回して俺への「教育」がより苛烈になるよう仕向けた。 五年が過ぎ、俺はようやく彼らの望む「従順な人形」になれたというのに。 ――今さら、かつての鼻持ちならない御曹司に戻れと言うのか?
読む
本棚に追加
その想いは、もう消えていく

その想いは、もう消えていく

天野希一(あまの きいち)の義妹である塚本京美(つかもと ことみ)が救出された時、頭部を強打して記憶をすべて失っていた。 彼女は希一の服の裾を必死に握りしめ、澄んだ瞳を不安に揺らしてつぶやく。「あなた、怖い人たちが……」 その姿を、本物の妻である小野寺千佳(おのでら ちか)は、影の中から夫のこわばった横顔を見つめていた。 やがて希一は静かに京美の手を握り返す。「大丈夫だ、俺がいる」 京美が完全に眠りに落ちたのを確かめてから、ようやく彼の視線は千佳に向けられる。 「医者の話では、損傷した部位はかなり重要な場所だ。今の状態は脳の防御反応で起きている記憶喪失なんだ。無理に思い出させたり、大きな刺激を与えれば……」 一度言葉を切り、彼は低く続ける。「千佳、しばらくの間は彼女をこのまま信じさせておいてくれないか」 千佳はゆっくりと俯き、左手の薬指に視線を落とした。
読む
本棚に追加
僕と彼女の交わらない真実

僕と彼女の交わらない真実

これは私が自殺を試みた17回目だ。もちろん、また失敗に終わった。 ただの冗談のように自殺を試みていた。自分が死ぬことはないと分かっているから。
読む
本棚に追加
黒き魔人のサルバシオン

黒き魔人のサルバシオン

 エルキュール・ラングレーは魔人でありながら人間の世界に混じって生きる青年だ。人間と魔人は相容れないというのが世界の常識とはいえ、エルキュールは物心ついた時からヒトの社会で暮らしていた。  自らを不純な存在だと捉えていた青年は、やがて一つの邂逅を遂げる。  彼と同じ種族である魔人であり、人の世界に反逆する集団・アマルティアと。 「エルキュールよ、貴様の在り方はそれで正しいといえるのか?」  青年は突きつけられる。自らの矛盾した存在を、そしてそれによって生み出される歪みを。  矛盾を抱えた魔人が紡ぐ、救済と救世のダーク・ファンタジー。
ファンタジー
103 ビュー連載中
読む
本棚に追加
あなたが囁く不倫には、私は慟哭で復讐を

あなたが囁く不倫には、私は慟哭で復讐を

生まれつき弱視の明穂の隣家には、幼馴染の双子の兄弟、吉高と大智がいた。三人は危うい関係を保っていたが、明穂と大智が付き合いそのバランスは崩れた。時は流れ、明穂は吉高と結婚、穏やかな結婚生活を送っていたが「紗央里」突然、崩れてしまった。戸惑う明穂、そんな時、渡航していた大智が現れて、二人は吉高を断罪すべく行動を開始した。
恋愛
1045.5K ビュー完了
読む
本棚に追加
前へ
1
...
45678
...
50
コードをスキャンしてアプリで読む
DMCA.com Protection Status