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chapter85

ผู้เขียน: 水沼早紀
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-08-13 19:21:33

「一応、考えてたつもりだったんだけど、まだまだだったな」

「自分のこと考えてるなら、もう少し自分のことで手一杯になるでしょ? 人のことを心配する余裕なんてないのよ?」

「そ、それは……」

 確かにそれは、沙織の言う通りだ。 私は沙織のことを考えすぎている気がする。

「ねえ瑞紀、お願いだからちゃんと自分のこと考えてちょうだい。私の心配なんてしなくていいから。……それに私はもう大丈夫だから」

「……沙織」

「私はアンタにたくさん助けられた。 だから私はアンタがすごく大事なのよ。すごく大切なの。だから、瑞紀にも幸せになってほしい」

 沙織がそう言ってくれたおかげで、私も自分の幸せをもっと考えなければと感じた。

「……ありがとう沙織。私、嬉しいよ」

「アンタが私の幸せを願ってくれてるなら、私だってアンタの幸せを願うの。……それが本当の"友達"でしょ?」

 友達か……。沙織は大切な親友だ。

「……うん、そうだよね」

「私にとってアンタは、大事な友達。大切な親友なの。……友達の幸せを願わないなんて、そんなのは友達なんて言わないのよ」

「沙織……ありがとう」

 微笑む私に、沙織は「だからお願い。アンタもちゃんと幸せになってよ? じゃなきゃ安心して結婚生活送れないわよ」と言ってくれる。

「……わかった。幸せになれるように頑張るね」

「その代わり私も、アンタに誓って約束する。私もちゃんと幸せになるって、約束するよ」

「うん、応援してるね」

 沙織が私の幸せを望んでくれるなら、私も一生懸命沙織の"女"としての幸せを願うよ。

 私も絶対に"女"としての幸せを掴み取ってみせるからね。

 私もいつか、課長と結婚して幸せになりたいな。 課長が大好きだし、愛してるし。

 もうそばから離れるつもりもないし、離すつもりもない。絶対に離れることはないと信じてる。

「……ねえ、瑞紀」

「ん?」

「結婚することだけが女の幸せとは限らないと思うんだけどさ。……大好きな人と結婚出来るのって、一番幸せなことだと、私は思うんだ。本当に素敵なことだもんね」

 沙織の言葉には説得力があるし、心を掴まれる。

「うん、そうだね」

 私もちゃんと、幸せになりたいな。 幸せになるために、頑張る。

 課長にも言いたいことを言って、もっと心の中まで分かり合いたいな。 これからも、課長とはいい関係を築きたいって思ってる。

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