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27.初対面の道中

ผู้เขียน: 神木セイユ
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-06-16 17:30:00

 何よ。本当にこいつ喋んない。

 わたしは別にいいけど、いつまたもう片方のリラが出てくるか分かんないし。共生していくには個性が違いすぎよね。

「あのさ。あんたわたしに聞いておきたいこと無いの ? 

 わたしと、あんたが知り合ったリラは自由に意思疎通は出来ないの。薄らした記憶でしかあんたのこと知らないし、お互い様でしょう ? 」

「あ、ああ」

 声をかけてようやく肩が並ぶ。

「簡単な自己紹介からする ? 」

「それがいい。

 では俺から……。セロ · アザレア。年齢十九。記憶が無いが、雪山を越えた逆麓にあるキャメルの港でジルと出会った」

「キャメルでの最初の思い出は ? 」

「……男娼専門の酒場の個室で酔いつぶれてた……」

 ……男娼 ??? その割にこいつ喋んないのに ? 

 なんか意外なの来たなぁ。過去の自分は別人か……。

「そんでリラには言えなかったわけね。

 でも、店側か客側か分かんないわね。もしかしたら友達の店だったとか清掃屋かもしれないじゃん」

「いや、勤めてた……。店主から言質取れた……それ以上怖くて聞けなかった」

「まぁ……。何 ? じゃあ結構、女客取ってまずまずやってたんだ。それで呪いを受けたのね ! あーっはっははは !! 」

 こいつが記憶取り戻した時想像つかない ! ギャップ過ごそう !! 

「でもそれなら、現地にいた方が記憶を取り戻せたんじゃないの ? 」

「音楽やりたいって金貯めようとしてたらしいし。ジルとレオナに誘われてちょうどいいかと思って……。全然、店でも……指名少なかったみたいだし」

「はぁ〜呆れた。それ、口下手なのは元からなんじゃない ? 

 わたしはリラ · ウィステリア。十八。所属パーティはS級 アンダーカバー。ジョブは……」

「アンダーカバー !? 王族のいるって言う……」

 王族……  ??? 

「ああ、エルの事ね。そう。グリージオ王とその家令のレイ。

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