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221話

مؤلف: 籘裏美馬
last update تاريخ النشر: 2026-02-01 19:12:51

ざあざあ、と雨の勢いは増している。

下山した方が絶対に良い天候だ。

だけど、お父様の話を聞いて下山なんて出来るはずがない。

私は、苓さんと一緒にゆっくりと、だけど着実に先を進む。

お父様達が休憩していた場所から、本当にそれ程離れていなかった事が幸いした。

歩き始めて、20分。

20分程で、お父様と。お祖父様と一緒に登っていた人達数人の姿が確認出来た。

「──お父様!」

雨の音に掻き消されてしまって、私の声はお父様には届いていないのだろう。

私は、ふらつく体を苓さんに支えてもらいながらお父様達へと近付く。

「お父様っ!」

「──茉莉花!?それに、小鳥遊くんも一緒か!」

私の声がようやくお父様に届き、お父様が顔をこちらに向ける。

「2人とも、無事で良かっ──」

お父様は私と苓さんの姿を見て、怪我が無い事を確認したのだろう。

ほっと安心したような表情を浮かべる。

けれど、私と苓さんの後ろに御影さんの姿がある事を確認して、顔を顰めた。

「どうして彼が茉莉花と一緒に居る?」

お父様の視線が、まるで射るように鋭く冷たく細められる。

御影さんに問う声も低く、
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