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第10話

작가: 月見団子の王様
離婚協議書に署名を終えたあと、嘉樹は茫然としたまま去っていった。

病院の入口で、結衣は分厚い検査報告書の束を彼の顔に思いきり叩きつけた。

「嘉樹、よく目を開けて見なさい!

美浪はあなたのせいで大量出血して、手術台の上で死にかけたのよ!

彼女の子宮も重く損傷した。これから体はずっと弱くなるし、寿命にまで影響するかもしれない!

あなたもあの愛人も、ろくな死に方しないわ!」

結衣の言葉は鋭い刃となって、嘉樹の心に突き刺さった。

美浪が……死にかけた?

全身が氷のように冷え、彼は魂を失ったように病院を後にした。

街を歩きながら、頭の中はぐちゃぐちゃだった。

どうして、ここまでの事態になってしまったのか、理解できなかった。

待てよ。あの写真は……美浪はどうやって手に入れた?

あれほど私的な構図と角度……そんな写真を撮れる人間は、心美以外に誰がいる?

彼は急に立ち止まった。

間違いない。彼女がわざと写真を美浪に渡し、美浪を刺激して早産と大出血を引き起こさせたんだ。

そう思った瞬間、嘉樹の血が一気に頭に上った。

彼はそのまま心美の住まいへと駆け込んだ。

「写真を美浪に渡したのは、お前か?」

彼は目を血走らせ、彼女の首を掴んで問い詰めた。

息もできないはずの心美は、それでも笑った。

「そう……私よ」彼女は得意げに言った。

「これでよかったじゃない。あなたと彼女はついに別れた。あなたは何の心配もなく、私と一緒にいられるわ。

それがあなたの望みだったんでしょ?後悔してるって、あなた自身が言ったじゃない」

嘉樹は言葉を失った。

「俺は悔やんだだけだ。美浪と離婚するつもりなんてなかった!

俺が愛してるのは彼女だ。離れるなんて、一度も考えたことはない!」

心美の笑顔が、そのまま凍りついた。

「……何ですって?」

「俺がずっと愛してきたのは、美浪だ!

この毒婦め、お前は美浪を殺しかけたんだ!

殺してやる!」

嘉樹は心美の首を掴み、胸の内は後悔で満ちあふれていた。

だが、彼女を殺しても、美浪は戻らない。

彼は手を離し、歪んだ笑みを浮かべた。

「殺すなんて、お前にとっては甘すぎる。

お前のせいで、美浪は自分と赤ちゃんの命を失いかけた。親になろうとする気持ちなんて、お前には分からないだろうな。

お前を一生、母親になれないようにし
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