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第436話

Author: ルーシー
智也は、涼真がなかなか口を開かないのを見て、彼をやり過ごすようにして外へ向かおうとした。

だがそのとき、涼真が慌てて呼び止める。

「兄さん......義姉さん、どうしたんだ?」

智也は眉をひそめ、低い声で尋ね返した。

「......何が知りたい?」

涼真は答えず、ただ星羅のほうを振り返った。

少し迷ったあと、星羅は意を決したように、涼真の背後から一歩前へ出た。

智也を見て、行儀よく声をかける。

「お兄さん、こんばんは」

智也は彼女に視線を向けると、わずかに目を細めた。

見覚えのある顔ではあるが、どこで会ったのか、すぐには思い出せない。

彼は軽く頷いただけだった。

「......どうも」

そう答えた直後、智也はようやく思い出した。

以前、イベント会場で、玲奈にわざと油を浴びせた女。

しかもその場で、拓海にひどく辱められていた人物だ。

まさか今になって、涼真のそばにいるとは。

智也は視線を星羅から涼真へ移し、探るように尋ねた。

「......そちらの方は?」

涼真は言った。

「......俺の、友達だよ」

その言葉を口にしたとき、星羅はちらりと彼の
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Comments (2)
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Julius
絶対智也は沙羅に言いくるめられて 病院には行かないよね あ〜あなんて救いのない話…
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maasa16jp
拓海が可愛いからちょいちょい 読みにきてるけど 他の展開早い小説優先になるな 読んでて途中で寝てる時あるししんどい作品です
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