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第65話

مؤلف: Hayama
last update آخر تحديث: 2026-02-23 12:00:00

「ピンク、です」

言った瞬間、胸がきゅっと締めつけられた。

私がずっと好きだった色。

柔らかくて、優しくて、見ているだけで心が落ち着く。

でも、どこかで子供っぽいと、笑われるかもしれないと、心の奥にしまい込んでいた色でもあった。

壱馬さんは少しだけ目を見開いて、すぐにふわりと笑った。

「なんか、花澄の雰囲気に合ってる気がする」

その言葉に、私は思わず息を止めた。

「……そうですか?」

それは、褒められているのだろうか。

それとも、子供っぽいと思われているということなのだろうか。

「優しくて、でも芯がある感じ。淡いだけじゃなくて、ちゃんと色がある」

ピンクという色が、ただの好みではなく、私の内面と重なっていると感じてくれたことが、嬉しかっ
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