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第220話

Penulis: ラクオン
梨花は、もう一分たりとも引き延ばしたくなかった。

一刻も早くけりをつけなければ、この結婚から本当に解放されたという実感が湧かないだろう。

さもなければ、一真にこうして詰め寄られるたび、喉に何かが詰まったような、吐き出すことも飲み込むこともできない息苦しさを感じることになる。

彼女のあまりにきっぱりとした返事に、美咲は激しい怒りを感じ、歯ぎしりしながら問い詰めた。

「離婚して一体何の得があるというの?

鈴木家の庇護がなくなれば、あなたにとっては損ばかりでしょう!」

梨花は笑いそうになった。この機に乗じて自分を辱めないだけマシなくせに、庇護だなんて。

彼女は平然とした様子で言った。

「くださらないなら、それでも結構ですよ。竜也に頼みますから。

彼なら、証明書を再発行するくらい、何とかしてくれるでしょう?」

美咲は確かに顔が広く、手を回して、梨花が離婚届受理証明書を再発行できないようにしていた。

だが、竜也が電話一本かければ、離婚届受理証明書など十枚だってすぐに再発行できるだろう。

とはいえ、これはただ虚勢を張っているだけで、本気でこの件を竜也に頼むつもりはない。

ただ、今ここで竜也の名前を出さなければ、美咲がいつ離婚届受理証明書を渡すかわからない。

これ以上、引き延ばされるのはごめんだ。

美咲も、梨花が竜也と仲直りし、竜也という後ろ盾を得たことを忘れていたわけではない。

だが、まさか梨花がそのことを盾に自分を脅してくるとは、夢にも思わなかった!

この小娘、本当に強気になったものだ。

かつて、鈴木家の力添えがなければ、まともに仕事に就くこともできなかったくせに。

美咲は腹が立って仕方がなかったが、梨花が本当に竜也に泣きつくことを恐れ、無理やり表情を和らげた。

「離婚届受理証明書は、渡すわ。でも、約束してちょうだい。よほどのことがない限り、一真には言わないと」

息子にどう説明すればいいか、まだ考えがまとまっていなかったのだ。

本来なら、コネを使ってこの証明書を無効にしたかった。

だが、すでにシステムに登録されてしまっては、無効にする術もない。

梨花は非協力的に、素っ気なく言った。

「言うか言わないかは気分次第です」

竜也の名前が、非常に役に立つことを知ったのは、これが初めてではなかった。

だが、まさか美咲の前で、これほど
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