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決戦③

last update Date de publication: 2025-07-06 17:00:20

春斗がやられた時とまったく同じ光景が目の前に広がっている。

あの時は僕に何の力もなかったせいで、手を出すことすら出来なかった。

でも今は違う。

「邪法!次元破壊!」

僕の目が金色に染まり視界に魔神を捉える。

この邪法はクロウリーさんから聞いただけのものだ。

効果は絶大であるが故に代償も大きい。

たった一度の使用でも寿命を十年は削られてしまうだろう。

それでも僕は躊躇わなかった。

「何だこれは!?」

アレンさんに突き刺さった剣を手放し、魔神は自分の両手をマジマジと見つめる。

魔神の身体は少しずつ薄くなっていき光の粒子に変わっていく。

僕の使った邪法、次元破壊は存在ごとこの世から抹消してしまう恐ろしいものだ。

たとえ魔神のような格が違う存在

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    数年前魔族や黄金の旅団はこの世界に飛ばされてきた。数が少ない魔族が反撃に出るのはリスクでしかない。その為魔神は考えた。異世界へと戻る方法を。どれだけ考えても思いつかなかったが、1つの名案が浮かんだ。この世界に存在する天才と呼ばれるに値する人間に、滅びの夢を見せ信じさせる。そうして、その者に異世界へと帰る手段を見つけさせ、元の世界へと帰るもしくは配下を引き連れて戻りこの世界を支配する。そのターゲットとなった僕は簡単に騙されてしまい、知力を駆使して異世界ゲートを創り上げてしまった。全ては魔神の思う

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