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変わり果てた瞳の奥で

Auteur: 吟色
last update Date de publication: 2025-08-08 09:58:08
朝の光で目を覚ました私は、しばらく天井を見つめていた。

今日、カイルに会える。

でも、彼はもう昨日までの彼じゃないかもしれない。

記憶が戻って、私を殺そうとした騎士に戻ってしまったかもしれない。

それでも、会いたい。

愛を確かめたい。

コンコン。

扉がノックされた。

「どなた?」

「エドワードです」

昨夜の騎士ね。

「入って」

扉が開いて、エドワードが現れた。顔色が優れない。

「おはようございます、王女様」

「おはよう。どうしたの? 顔色が悪いけれど」

「実は……」

エドワードが言いにくそうにする。

「カイル様の容体が……」

私の心臓が跳ねた。

「容体って、どういうこと?」

「記憶回復治療の影響で、高熱を出されています」

高熱? やっぱり、危険な治療だったのね。

「大丈夫なの?」

「命に別状はありません。ただ……」

エドワードが困った顔をした。

「記憶が戻ったショックで、精神的に不安定になっています」

精神的に不安定……

「どんなふうに?」

「時々、錯乱状態になります」

錯乱状態……カイルが?

「面会は……」

「可能です。た
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    ガルバニア王国での成功から一週間が過ぎた。私たちは王都に戻る途中、各地で素晴らしい光景を目にしていた。街道沿いの村々で、人々が愛を語り合っている。恋人たちが手を繋ぎ、家族が微笑み合っている。愛の輪が、確実に広がっていた。「すごいわね」私は馬車の窓から外を眺めていた。「ガルバニア王国の話が、もう他の村にまで伝わってる」「愛を取り戻した話は、人々の心に希望を与えるからな」カイルが微笑んだ。「君たちの活動が、世界を変え始めてる」確かに、変化を感じる。人々の表情が明るくなった。愛を語ることを恥じなくなった。素晴らしいことね。「リア様」セラフィナが資料を持ってきた。「

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