学校が終わり一人で家に帰り、制服から部屋着に着替えて机に向かう。
決して勉強が好きだから机に向かっているわけではなくて、学校から帰ってのこの時間は何をしていいのかわからなくて勉強をしていたらいつの間にか習慣になっていた感じだ。 さっき昨年のテストで上位だったと言ったが、この毎日の勉強が意外に役に立っているんだと思う。 一応手ごたえを感じたからこそ継続できているのかもしれない。 いつもは1時間ぐらい勉強したら漫画を読んだりライトノベルを読んだり、アニメをみたりしていて、たまにランニングもしている。 中学3年生までサッカーをしていたこともあり、全く動かないのは気持ちが悪いから適度な運動はするようにしている。後は単純に太らないように。 オタクで陰キャで太っているはなんか自分の中でダメなような気がしているし、このまま陰キャ度合いだけ成長していくのも悲しい。「ピンポーン」
そうこう考えているとインターホンが鳴った。
松岡家は両親と妹と俺の4人家族で両親が帰ってくるのはだいたい8時ぐらいで妹も中学3年生で受験生で今日は塾にいっているから親が帰ってくるまでは一人のことが多い。 だからこの時間は誰もいないことが多いからインターホンが鳴ると自分が出ていかないといけない。「どちら様ですか?」
「嶋野です」
「えっなんで?」
「さくらとの約束がなくなったので来ちゃいました」
「なるほど、突然くるからびっくりしたよ」
「ごめんなさい」
「いいよいいよ。とりあえず入って」
「ありがとう」
玄関に立っていたのは、さっき教室で心の中で話していたクラスでNo1人気の才色兼備の嶋野愛だった。
なんでクラスで一番人気の女の子が陰キャの家に来ているのかというと。 それは嶋野愛は松岡瑞樹の彼女だからである。 そう、俺と嶋野愛はお付き合いをしているんです。「そんなに制服ポイってしたらしわがついちゃうよ。ほら貸して、ハンガーにかけるから。スカートはどうする?着替えるなら短パン貸すよ?」
「ありがとう。じゃぁ短パン借りる」
「わかった」
俺は部屋から彼女に合うサイズの洋服と短パンを持ってきて渡す。
それを手に取り彼女は脱衣所で着替える。「着替えた」
「うん、コーヒーとお茶どっちがいい?」
「砂糖とミルクたっぷりのコーヒーでお願いします」
「了解」
そういって彼女はいつもの定位置のソファーに座ってテレビをみている。
テレビをみている女の子はまぎれもなくクラスで噂されるほどの美人な女の子だ。 でもみんなは知らない。 彼女には才色兼備で完璧なイメージがあるけど少しだけ残念なところがある。「はい。砂糖とミルクたっぷりのコーヒー。淹れ立てだから熱いからね」
「うん、わかった」
といってノータイムでコーヒーを口に運ぶ
「あつい....」
「でしょうね」
「ごめんこぼした」
「いいよ。またTシャツ持ってくるから」
「ごめんなさい」
「いいから。こっちは拭いておくから着替えておいで」
「はぁい」
熱いといった直後にそのまま口にコーヒーを運ぶところや着替えたばかりの洋服にこぼしてしまうところなど皆が思っている完璧とは違うと思う。
「ふぅ~」
「火傷していない?」
「ちょっと舌火傷した~」
「あついって言ったじゃん」
「ううううう。みっちゃんがいじわる言う...」
「俺は愛に熱いからっていったからね」
「でも甘やかしてほしい」
「う~ん。おいで?」
「いいの?」
「いいよ」
「みっちゃんんんんん。よしよしして」
「はいはい。よしよし」
「今日も頑張った!!」
「うん。休み時間も勉強していたし偉いね」
「へへへへ」
今の彼女をもし学校の人がみていたら頭の上には無数の?が浮かんでいることだろう。
学校で才色兼備で完璧な女の子としてみられている嶋野愛は裏ではちょっとポンコツで甘えん坊さんで、実は学校でみんなが見ている愛は裏でこっちの愛が素なのでる。 俺も付き合うまでは知らなかったのだが、俺だって表と裏はあるし、誰だって表裏は存在してると思う。 ただ、そのギャップが少し強めなのが嶋野愛なのだ。「せっかく家に来たんだし、勉強でもしていく?」
「う~ん。勉強するのはいいけど、もう少しみっちゃんの膝の上で休憩」
そういってニコニコしている愛はすごく可愛くて、俺はこっちの愛が大好きである。
直接いうのは恥ずかしいけど。 多分、この可愛い愛を独占していることが世の中の男たちにバレたら刺されるかもしれない。 これも彼氏としての特権として。「わかったわかった。じゃぁもう少し休憩しようね」
「みっちゃん大好き」
「そんな直球に言われたら恥ずかしいよ」
「いいの本当のことだから」
「でもありがとう」
「みっちゃんが照れた。可愛い」
「それは置いといて、春乃さんとの話し聞こえたけど自転車忘れたの?」
「うん。途中まで自転車押してたんだけど。どこかに忘れたみたい」
「うん???家に忘れたんじゃなくてとこかに忘れてきたの?」
「うん。でも思い出せないんだよね」
「愛ってバカだよね」
「それさくらにも言われた」
「どこまであったのか覚えている?」
「う~ん。コンビニ?」
「ならそのコンビニに忘れてきているんだよ馬鹿!!。今からとりにいってくるから愛はここで待っててね」
「え~みっちゃん一人で行っちゃうの?寂しい」
「一応言っておくけど、愛の自転車だからね。これからは徒歩で通学してください」
「みっちゃん怒っている?」
「怒っていないけど馬鹿だなとは思っている」
「ひどい」
「まぁ帰ってきたらよしよししてあげるから留守番よろしくね」
「はぁい」
そして愛が朝から寄ったコンビニに急いでいき、店員さんに事情を説明して愛の自転車を無事に回収した。
これで分かったと思う。嶋野愛は裏ではちょっと残念なポンコツちゃんなのである。「職場体験一日目どうだった?」「めちゃくちゃ楽しかったよ。山田さんって美容師さんも優しくて面白い人だったし。愛は保育園どうだった?」「う~ん。やっぱり子供って難しいよね。予想外の動きをするし変なこと言ってくるし、途中いらってくることもあったけど、さくらからなだめられて落ち着いたよ」「それはよかった」「愛の先生姿みてみたいけどな」「それなら今度みっちゃんの先生になってあげる」「それは恥ずかしいな」「みっちゃんの美容室で働いている姿をみてみたい」「それこそ後ろに立っているだけだよ」「いいのいいの」なぜか上機嫌の愛に違和感を覚えながらも、お互いの近況報告を終えてその日は早めに寝た~職場体験2日目~2日目も1日目と同様に朝から二人のお客さんの予約が入っていて、昼から2人のお客さんが同時に入っているらしい。普段はマンツーマンスタイルでやっているから2人同時に予約を入れることはないそうだが、家族や友達でくる場合は2人同時にすることもあるそうだ。だから今日は俺も敬都も2人組が終わるまではいてほしいといわれた。それでも夜までというわけではないから喜んで了承した。朝のお客さんを終えて昼休憩に入ろうとしたタイミングでお店に女性が入ってきて「「いらしゃいませ」」「私はお客さんじゃないからきにしなくていいわよ」「????」「お~。来たか。2人とも昨日話したけど俺の奥さんの山田美春だ」「山田美春です。よろしくお願いします。あなたたちが瑞樹と敬都ね。昨日の夜2人のことをこの人ずっと話していたから覚えちゃった」「はい。松岡瑞樹です」「中村敬都です」「じゃぁ俺は今からお客さんしてくるから美春が買ってきたデザートでも食べて休憩していていいぞ」「「はい」」「2人ともB&Cはどう?楽しんでる?」「山田さんが予想以上に接しやすくて楽しんで体験できています」「僕も人見知りな方なんですが、山田さんは人見知りな僕でも話やすい環境を作ってくれるから助かります」「まぁあの人の長所だからね。今でこそあんな感じだけど最初の方は不安でいっぱいだったんだよ」「今の山田さんみていたらポジティブな印象しかなないので、ネガティブ山田さんを想像できないです」「そりゃそうよね。私たちが結婚したのはこのお店がオープンして1年後だったの。だからオープンした時はまだ付き合ってい
「昼休憩に入ろうか」美容室は病院や整骨院みたいに昼休みがあるわけではなくて、お客さんが途切れた合間などにお昼ご飯を食べるみたいだ、今の時間は13時だが今から1時間ほど間が空いたからお昼ご飯を食べることになった。「山田さんはいつもお弁当なんですか?」山田さんの弁当は色合いもよく野菜と肉がバランスよく入っているものだった「うちは奥さんが毎日作ってくれている愛妻弁当だ。羨ましいだろ」「羨ましいかはわかりませんがいいですね」「瑞樹ノリ悪いな」「すいません」「山田さん一つ質問良いですか?」敬都が山田さんに質問をした「いいぞ」「B&Cってどうゆう意味があるんですか?美容室っていろんな名前があっておしゃれなものから美容師さんの名字をそのまま使っているところとか様々だと思うんですが、山田さんはなんでB&Cってつけたのかなと思って」「別に大した理由はないけど聞いちゃう?」「はい」「B&Cはな....」「.....」山田さんは数秒間をおいた「ブラックコーヒーって意味だ!!」「????」俺と敬都のあまたの中には?しか思い浮かばなかった「ブラックコーヒーですか?」「そう。俺がお店を独立したのは25歳の時で、独立というよりは元々あった美容師を居抜きという方で引き継いだというのが正しいかな。さっき敬都がいったように美容室の名前っておしゃれだし個性的なものが多いだろ?だからいろいろな候補をあげてもしっくりこなくて。でもお店のオープンの日は決めていたから店名は決めないといけなかった。この名前をつけたときはカフェでオープン準備の事務作業をしていたときで。その時にマスターが淹れてくれたコーヒーがめちゃくちゃ美味しくて、なんか頭のモヤが晴れたような気がしたんだ」山田さんは持っていた缶コーヒーを飲んで続けた「ブラックコーヒーって苦いけど美味しいんだ。最初は苦くて飲めなかったけど徐々に飲み続けていけばブラックしか飲めなくなってしまうぐらい美味しく感じるんだ。美容師は外から見たら煌びらかな印象があるけど実際に働いてみると辛いこと苦しいことはたくさんある。それでも続けていけば美容師が一番いいと思える瞬間があると思う。それに経営も人生も簡単じゃない。こんな美容室になりたいというよりはこの名前は自分に対して「お前の道は甘くないぞ」の意味も込めて付けた感じかな。まぁ最初
「一人目のお客さんは谷口さんっていって30代の女性の方で、メニューはカットとカラーだから敬都はカットの後の掃除やカラーの準備の手伝い、瑞樹は飲み物の準備をお願いするから準備してて」「「はい」」山田さんのやり方は事前にやることを教えてくれるスタイルみたいだ。これは俺と敬都みたいな陰キャにとってはすごく助かる。陽キャにあって陰キャにないもの、それは「コミュ力」である。コミュ力が弱いということは急な展開にも弱いということだ。だからお客さんがきて急に飲み物準備してといわれてもすぐに動くことができない。しかし事前に教えてくれれば気持ち面でも準備することができる。おそらく敬都も同じ気持ちだろ。山田さんの話を真剣に聞いている。早速予約の時間に合わせて谷口さんが来店してきた「「いらっしゃいませ」」事前に言われた通り、お客さんが入ってきたら元気に「いらっしゃいませ」という。元気にいえたかはわからないが俺も敬都も無事にいうことができた「えっ新しいスタッフ雇ったの?」谷口さんはいつも通っている美容室で2人の若者に迎えられて驚いている様子だ「違います違います。この子たちは高校生で職場体験で今日から2日間うちで働いてもらうんです」「なるほど。流石に2人も雇う余裕はないか」「本気出せばいけるっすよ」「いつ本気出すか楽しみだね~~」今の会話だけでも山田さんがお客さんによく思われているのが伝わった席に座ると山田さんは谷口さんに要望などを聞いて髪を切りだした。髪の毛を切っているときの山田さんはさっきまでののほほんとした雰囲気から一転してプロの美容師って感じがしてかっこよかった「ねぇ山田君。いつもよりちょっとかっこつけてない?」「なんでいうんですか。高校生の前だからかっこつけていたのに」「だっていつももっとへらへらしているじゃない」思っていたイメージとは違ったみたいだただ、山田さんの手際の良さは流石の一言で話しながらも素早くカットを終えた「あとはカラーが終わってから仕上げのときに切りますね」「はぁい」敬都は山田さんの切った髪の毛を掃除し、俺は谷口さんに飲みたい飲み物をきき飲み物の準備をしている。たった飲み物を聞くだけの簡単作業ですら緊張してしまっている陰キャですいません。山田さんは話しながらも手早くカラーを塗り終えた。俺も卒業したらカラー
俺と敬都はB&Cという美容室に決めた。B&Cは男性が一人で経営している美容室で、男子生徒が希望ということと家から近かったのもあり、この美容室に決めた。今日は2日間の職場体験の1日目である。職場体験は職場に合わせた服装でいいということで、B&Kの方に電話すると「私服でいいよ」といってもらえたので、今日は愛とデートしたときに着た洋服といつものように髪の毛をセットしてお店に向かった。途中で敬都と合流したが、敬都も最初に出会った時とは見違えるほど髪の毛のセットが上達している。あれからも続けて練習しているのだろう。「こんにちは」「あ~君たちが職場体験の子たちだね」「はい。今日から二日間よろしくお願いします」「君たち2人さ、そのセットは自分でやってきたの?」「はい!ダメでしたか?」「う~~~ん.....めちゃくちゃいけてるじゃん」「はぁ...」「最近子たちはセットが上手だとは思っていたけど二人ともすごく上手だね」「ありがとうございます」「まず自己紹介からだね。俺の名前は山田大輔です。名字でも名前でも好きな方で呼んでくれていいから」「はい。松岡瑞樹です。二日間よろしくお願いします」「僕は中村敬都と申します。よろしくお願いします」「了解。瑞樹と敬都だね。二日間よろしく」流石美容師さん。初めて会って数分で会話の主導権は握りつつ俺たちの緊張をほぐしながら喋りやすい空間を作ってくれている。俺も敬都も人見知り気質があるからこそ、このような方はありがたい「それで今日から二日間体験してもらうんだけど、ざっとうちの店のことについて説明するね。うちの店は見ての通り俺が一人で経営しているお店でスタッフも雇っていないから、カットからシャンプーからドライヤーで仕上げまで全部一人でやっていて、マンツーマンスタイルでやっているから同じ時間帯にお客さんが重なることは基本的にない。それに予約制だから飛び込みで入ってくる人も少ないからある程度余裕をもって体験してもらえるかなと思
「人間は皆、大なり小なり夢を抱えて生きているんだ。お前みたいなクズにその夢を笑う資格なんてない。夢を諦めさせるのは他人じゃない。夢を諦めるのは自分自身だ。だから他人に何か言われたぐらいで揺らぐな。お前の努力は俺が一番みてきたから大丈夫。お前はお前が信じる道を進めばいいんだ。もしその道を邪魔するやつが現れたら何度でも俺が守ってやる」「黙れ偽善者が~~~~~」はぁ~~~。今回は神回だったな。俺は毎週欠かさずみているアニメの最新話をリアルタイムで見ていた。最近はサブスクがたくさんあってリアルタイムの視聴者が減っていて、俺もサブスクユーザーではあるが、今回みたいに推しの作品に関しては毎週リアルタイムで視聴するようにしている。そして今回の回は原作でも個人的に好きなシーンの回だったから期待値は大で、感想も期待以上だった。「夢か...」作品の主人公がいっていた「人間には大なり小なり夢がある」あれは自分に言われているような気持になった。俺も来年には高校3年生になり卒業後の進路のことも考えないといけない。両親は大学や専門学校に進学しようが、就職しようが自分が進みたい道に進めばいいということを前に言われたことがある。自分自身としては将来のことは考えないといけないけど現実的に考えることができていないのが現状である。でも少しづつ考えていかないといけないな...「朝からあくびばかりしているけど寝不足?」「昨日の夜アニメみていたら寝るのが夜中になってしまって」「もしかしてあのアニメですかな?」「その通りだよ同志よ」「神回だったね」「神回だったな」「そこの二人オタクトークを朝から披露するのはいいけど、周りから浮いているのに気付いた方がいいよ」俺たちに話しかけたのはクラスでNo2の人気を誇っているさくらさんだ。俺たちの話が浮いているのは本当かもしれないが、今現在さくらさんに話しかけられていることで視線を集めているような気がするのは気のせいかなドンっ「痛っ」「みっちゃんおはよう」後ろから何かに当たられたと思ったら、愛が俺の背中に寄り掛かった衝撃だった。今絶賛甘えん坊なのはクラスでNo1の人気を誇っている嶋野愛。俺の彼女である。愛の登場によりクラスの全視線が俺たちに集まっているような気がする。そうなるのも仕方がない。なぜならクラスでNo1とNo
持久走大会は完走はしなかったものの、愛とさくらさんの勝負はさくらさんの途中リタイアである意味愛の勝ちで幕を閉じたちなみに顔面蒼白で最後まで走り抜いた敬都のことを俺たち3人は褒めたたえて、3人で夜ご飯を奢ってやった。敬都は嬉しそうにご飯を食べて、その後しっかり吐いていた。流石に3キロ死に物狂いで走った後に焼き肉の食べ放題は胃に応えたみたいだ。なんとなくこうなるかもしれないなと思っていた俺はちょっとだけ申し訳ないと思った本当は焼き肉の食べ放題はテストの結果で勝負するはずだったけど、テストの勝負はまた別の何かを考えることにした。そして1週間後すべてのテストが返却された。うちの学校はなぜかは知らないが、すべてのテストの採点が終わると担任にテストの答案用紙は預けられ、まとめて返却されるようになっている。他の学校では教科ごとの授業でテストは返却されるはずだけど、ちょっと変わった学校なのかもしれない。「お前ら~。お楽しみにテスト返却だぞ」クラスの生徒たちの反応はそれぞれだ。返却が楽しみな人、テストの存在を記憶から消している人、どうでもいい人俺はどちらかというと今回は頑張ったから楽しみな人だ「採点ミスや気になるところがある人は放課後に担当の先生のところにいくように」全員にテストが返却されたところでホームルームは終わり、俺たちはテストの点数を確認していたテストの返却の時にさくらさんと愛が先生になんかいわれていたけどなんだったんだろう「みんなでテストを一斉に並べようよ」「それは公開処刑ですか?」敬都の気持ちもわかる。この成績上位の二人の横に落ちこぼれ陰キャの二人のテストを並べるのは公開処刑でしかない。しかしさくらさんの迫力俺たちは圧倒されてテストを差し出すことに愛国語 90点英語 82点数学 93点世界史 87点化学 94点合計 446点桜国語 88点英語 98点数学